ブラザー・シスターの活動
大学生ボランティア「ブラザー・シスター」が面談を行い、
クーポン利用についてアドバイスしたり、学習・進路・生活の相談に応じます。
子どもたちが安心してクーポンを利用できるようサポートしています。
特徴
年齢の近い大学生が寄り添う
大学生であるブラザー・シスターが子どもたちと面談をしています。年齢の近い大学生が子どもたちにとってのロールモデルとなり、興味・関心を引き出します。
子どもとの継続的な関わり
ブラザー・シスターは原則1年間、同じ子どもを担当します。継続的に面談を行うことで、子どもたちと信頼関係を築きます。
専門家と連携したサポート体制
教育や福祉の専門家による定期的な研修・ケース検討会を行ったり、必要に応じて職員や専門家から助言を仰ぐなど、連携しながら活動しています。
ブラザー・シスターの声
子どもたちにとって、家族以外でつながる存在になりたい
仙台事務局
住吉 陽太(当時大学4年生)
宮城県岩沼市の出身で、小学生の頃に東日本大震災を経験しました。「大学に入学したら、東北の震災復興に関われることがしたい」と思い、大学1年生のときからチャンス・フォー・チルドレンで活動を始めました。今年で4年目です。
面談を担当している利用者の中には、不登校状態の子やコロナ禍で日常生活が制限され、周囲との繋がりが減ってしまった子もいます。子どもたちにとって、家族以外でつながることができる存在になりたいと思いながら関わっています。
ブラザー・シスターの役目は、子ども自身が納得して答えを出せるよう見守ること
東京事務局
髙森 さくら(当時大学院2年生)
東京事務局のブラザー・シスター1期生として、2020年から活動しています。子どもたちと接するうえで意識しているのは、友だちのような感覚ではなく、かといって大人対子どもという感覚でもない、ブラシスならではの程よい立ち位置を守ることです。
子どもから助言や意見を求められた際は、踏み込みすぎることのないよう慎重に言葉や伝え方を選び、子ども自身が納得した上で結論を出せるように後押しすることを心がけています。
子どもたちのサポート体制
子どもたちの中には、様々な背景や家庭の事情を抱えている子どもたちもいます。チャンス・フォー・チルドレンでは、ブラザー・シスター、職員、専門家が一体となり、包括的に子どもたちをサポートする体制を構築しています。
専門家(アドバイザー)のみなさま
定期的な研修・ケース検討会の実施など、教育・福祉の専門家と連携しながらブラザー・シスター事業を運営しています。
- 近藤 大史 様
- 仙台市保健所 宮城野区 家庭健康課 母子保健係 心理判定員
- 佐々木 啓江 様
- 盛岡市保健福祉部生活福祉第一課 就学支援相談員
- 佐藤 宏平 様
- 山形大学地域教育文化学部 教授
- 佐藤 利憲 様
- 福島県立医科大学看護学部 講師
- 土屋 佳子 様
- 日本社会事業大学専門職大学院 非常勤講師
- 半羽 利美佳 様
- 武庫川女子大学短期大学部 心理・人間関係学科 教授
- 深谷 篤史様
- 特定非営利活動法人メンタルコミュニケーションリサーチ 理事