「みてね基金」の第二期助成先に選定されました~子どもの「体験格差」解消プロジェクトを立ち上げます~
CFCは、この度「みてね基金」の第二期助成対象団体に選ばれました。
「みてね基金」は、株式会社ミクシィのVantageスタジオが提供する家族向け写真・動画共有アプリ「家族アルバム みてね」が、子どもやその家族を取り巻く社会課題の解決を目的として活動している基金です。(詳しくはこちら)
CFCでは、「みてね基金」から3年間で99,843,558円の助成を受け、「子どもの『体験格差』解消プロジェクト」に取り組むことになりました。
「みてね基金」第二期助成先
https://fund.mitene.us/n/n02d0b680373e
■子どもの「体験格差」の問題
私たちは、「多様な学びを すべての子どもに」というミッションを掲げています。この言葉には、生まれた環境や一人ひとりの特性に関わらず、すべての子どもを多様な学びの機会によって包摂できる社会を目指していきたいという思いが込められています。
ここで私たちが考える「多様な学び」とは、机に座って勉強することだけではありません。
特に、子どもたちが人・社会・自然等と直接関わり、学ぶ「体験」の機会は、子どもたちの成長にとって大切な場です。例えば、キャンプで自然と触れ合い、仲間と集団生活をする。自分の好きなスポーツや音楽の活動に夢中になる。
そんな「体験」の積み重ねが、子どもたちの意欲を育み、成長の糧となります。
しかしながら、これらは子どもが生まれた家庭環境によって大きな機会格差が生じています。そのうえ、コロナ禍においては、行事やイベントが立て続けに中止になる等、子どもたちが直接人や社会と触れ合う機会は減少しています。
■「みてね基金」の支援を受け、新たな挑戦
こんなときだからこそ、「体験格差」をなくす取り組みが必要です。
これは、私たちが活動を通じてずっと感じてきた本質的課題でありながら、これまでの学習支援の枠組みだけでは十分に取り組めてこなかった領域です。
10年間の活動から得た知見を活かしながら、挑戦してまいります。
現在「みてね基金」の助成金を活用しながら、リサーチや事業設計など準備を進めています。またプロジェクトの進捗は、追ってご報告いたします。
「みてね基金」の皆さまとご一緒に、この課題に挑戦できるチャンスをいただき、大変ありがたく思います。