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コロナ禍への対応として、タブレットやWi-Fiルーターの無償貸与を行っています!

2020年からCFCでは、コロナ禍への対応の一環で、自宅の通信環境に課題があるご家庭に、通信端末(タブレット・Wi-Fiルーター)の無償貸与を行っています。2020年は計52台の貸し出しを行い、今年度は計75台の貸し出しを行っています。

このような取り組みを始めたのは、2020年4月にCFCが行った調査で、「子どもの4人に1人が自由にインターネットを利用できる環境にない」「子どもの約2人に1人が自由に使用できるPCやタブレット端末を保有していない」ということが明らかになったためです。(詳細

コロナ禍に入って1年半以上経った現在では、自治体から子どもたちへの情報端末の貸与が急速に進んでおり、2021年5月の文部科学省の発表によると、96.5%(1,748/1,812)の自治体等が2020年度内に学習者用情報端末の納品を完了させ、ほとんどの公立小中学校において、ひとり1台の学習者用情報端末が整備されたことが分かりました。


(画像)発送のための梱包の様子と、貸与しているWi-Fiルーター

しかし、ご家庭からは「タブレットはあってもWi-Fiがなく困っている」、「自治体から提供されたタブレットだと、自宅への持ち帰りが制限されていたり、新しいアプリがダウンロードできなかったり、時間制限があったりして、思うように学習に使用できなかった」といった声があり、今年度も継続して貸与を行っています。

なお、今年度Wi-Fiルーターの貸与には、通信サービス会社である株式会社フォーバルテレコムさまが無償でご協力くださっています。この度の温かいご支援に、心からお礼を申し上げます。CFCでは引き続き、コロナ禍におけるICT機器の整備に関する状況把握と改善に取り組んでまいります。

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(追記:22.3.31)追加で2台の貸し出しを行ったため、台数を更新しました。