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【震災13年】3.11街頭募金活動を宮城・東京で実施しました!

東日本大震災から13年を迎えた2024年3月11日、当法人のボランティアスタッフらが中心となって、宮城・東京で街頭募金活動を行いました。

今回の活動で、総額40万1,941円(宮城35万296円、東京5万1,645円)ものご寄付をいただきました。ご寄付は、およそ小学生2名分の1年間の支援額になります。皆さまからいただいたご寄付は、大切に被災地域の子どもたちの教育支援に使用させていただきます。足を止めてご協力くださった皆さまには、改めて心から感謝申し上げます。

●宮城チーム募金スタッフより

13年前のあの日、小学生だった私が住んでいた山形は大きな揺れと物が落ちる程度の被害でしたが、後日、隣県の被害の大きさに驚いたことを覚えています。震災から数年後、宮城の被災地に訪れ、被害の大きさや被災されて困っている方がたくさんいる現状を知りました。

それから私は宮城の大学に進学し、防災教育を学ぶ中で、私にもできることがないかと考えたとき、CFCが街頭募金活動を行っていることを知り参加しました。募金活動中には幅広い年代の方にご寄付をいただき、たくさんの方が私たちの活動に目を向け、足を止めてくださいました。励ましや感謝のお言葉をかけてくださる方もいらっしゃいました。この募金活動が、CFCの大学生ボランティアだけでなく、町の方も含めて、被災された方への支援や震災に対する意識の向上にも繋がっていることを実感しました。

現在も日本各地では、様々な災害が発生し、生活が厳しい環境下に置かれている方々もたくさんおられるかと思います。皆様が少しでも早く、穏やかな日々が過ごせますよう、これからも活動に精進してまいります。(舟越一葵/当法人ボランティア)

 

●東京チーム募金スタッフより

東北に住んでいた親戚から東日本大震災のことを聞くことはありましたが、当時の私は関西在住の小学生だったこともあり、震災について多くは知りませんでした。しかし、現在大学生である自分より下の世代の人たちは、もっと震災のことを知らないのかもしれない。13年が経った今だからこそ、記憶を受け継いでいくことが大切なのではないかと考え、今回、街頭募金活動に参加しました。

緊張しながらも街の方に声をかけてみると、思った以上に色んな方が立ち止まってくださり、「寒い中がんばってね」とねぎらってくださる方や、立ち止まらなくても、私たちを見て「あ、今日は3.11か」と思い出してくださる方もいらっしゃいました。また、小さなお子さんが親御さんと一緒に寄付をしてくれたこともありました。子どもたちがすすんで震災のことを調べることは少ないかもしれませんが、こうした機会によって、より多くの方が少しでも被災された方のことを想ってくれればと思っています。

本日は、温かい人と人とのつながりを感じた1日でした。寒いなか足を止めてくださった皆さま、本当にありがとうございました。(根岸なな子/大学生ボランティア)

◆街頭募金活動の実施概要

開催日時・場所 【宮城】2024年3月11日(月)11:00~16:00
・仙台三越一番町通り付近
・藤崎ファーストタワー館付近

【東京】2024年3月11日(月)14:00~16:00
・JR東京駅丸の内南口 東京中央郵便局 周辺

寄付総額 40万1,941円(内訳:宮城35万296円、東京5万1,645円)
寄付金の使途 東日本大震災の被災地域の子どもたちが塾や習い事で使用できるスタディクーポンの費用等

【遠方にお住まいの方へ】オンライン募金にご協力をお願いします!

子ども後ろ姿

東日本大震災から12年が経ちましたが、今もできることがあります。ぜひネット募金を通じて、子どもたちを応援していただけると嬉しいです。

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