役員異動のお知らせ（監事・藤井美明）
この度、約10年に渡って当法人の監事を務めていただいている藤井美明先生が辞任されることになりましたので、お知らせいたします。
藤井先生からは、皆さまへのメッセージをお預かりしていますので、ぜひご覧ください。
■ ご支援をいただいている皆さまへメッセージ
CFCの監事を務めておりました藤井と申します。この度、一身上の都合により監事を辞任することとなりました。
2014年に公益法人へ移行したタイミングで監事に就任し、約10年もの間、CFCに関わらせていただきました。CFCに関わることとなったきっかけは、その1年ほど前に代表理事の今井さんの講演を聞く機会があり、東日本大震災への復興支援としてスタディクーポンを用いた仕組みに非常に感銘を受け、その直後に寄付会員となりプロボノの申し出をしたのが始まりでした。当時、震災に対して何もできない歯がゆさがありましたが、CFCに協力することで一筋の光を感じました。
私は公認会計士として、特に財務、会計の観点からCFCが適切な運営を行っているかを見てきました。監事に就任した当初からCFCはお金に対する意識が高く、寄付金が少しでも多く子どもたちへ届くように、また、少しでも貧困という社会課題の解決のために有効に使われるようにと懸命に考えていたのが印象的でした。
私が監事としてCFCに伝えていたのは、日々ご支援いただいている方々にきちんと感謝を伝え切れているかということです。寄付等への表面的なお礼の言葉ではなく、それによってどれだけの成果を出せたか、次の目標へ向かって進めているか、そこを伝えることが団体の責任だと思っています。
今までその意識をもって活動を続けてきたからこそ、CFCは成長を続け、共に社会課題に立ち向かう仲間を増やすことができているのだと思います。
この10年間で団体は大きく成長し、今まさに次のステージへと進もうとしています。まだまだ至らない点もあるかと思いますが、引き続きご支援いただけますと幸いです。