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一般社団法人設立と東日本大震災被災地の事業展開について

平素よりChance for Childrenの活動に格別のご支援、ご協力をいただき、誠にありがとうございます。
さて、2008年以降、特定非営利活動法人ブレーンヒューマニティーの活動として行ってきましたChance for Childrenですが、この度、東日本大震災被災地での活動を本格的に展開するにあたり、新しく法人を設立することとなりました。これまで通り、関西での活動も継続しながら、東日本大震災により被害を受けた子ども達の支援も行っていきたいと考えておりますので、皆さまにおかれましても変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます。

特定非営利活動法人ブレーンヒューマニティー

理事長 能島 裕介

新しい法人の設立に関して

この度、東日本大震災で被災した子ども達の支援を本格的に実施することにともない、下記の通り、新しく法人を設立することとなりました。組織体制等も一層の拡充を行い、関西、東日本双方で子ども達の支援を行って参ります。
■名称
一般社団法人チャンス・フォー・チルドレン
■目的
主に経済的な理由により学校以外での教育(以下、学校外教育という。)を十分に受けることができない児童、生徒(以下、児童等という。)に対し、学校外教育の機会を保障することにより、児童等の全人格的な成長に寄与することを目的とする。
■事業内容
(1)児童等に対する学校外教育を受けることができる利用券(以下、学校外教育バウチャーという。)の提供
(2)児童等に対するアドバイザーの派遣
(3)学校外教育機関に対するコンサルテーションの実施
(4)児童等に関する調査研究及び政策提言の実施
(5)児童等に関する事業の受託及び児童等に関する施設等の管理運営
(6)前各号に附帯する事業及び関連する事業
■役員
代表理事 雑賀 雄太(当法人専従・元BrainHumanity理事長補佐)
代表理事 奥野 慧(当法人専従・元BrainHumanity国際関連事業部代表)
代表理事 今井 悠介(会社員・元BrainHumanity不登校関連事業部代表)
監事 津久井 進(弁護士)
■設立
2011年6月20日登記完了
■事務所
・本部
 兵庫県西宮市甲風園1丁目3番12号 カミヤビル3階
 特定非営利活動法人ブレーンヒューマニティー内
・仙台事務局
 宮城県仙台市青葉区花京院1丁目1-5 タカノボル第25ビル1102

東日本大震災被災児童の支援に関して

1995年の阪神・淡路大震災で被災した子ども達への支援活動から発展したBrainHumanityでは、本年3月11日の東日本大震災発生以来、被災地への職員派遣、街頭募金の実施、被災者をNPOとつないで支える合同プロジェクト(つなプロ)への参画などを通して、被災した方々などへの支援活動を展開してきました。
そして、今後も継続的に東日本大震災で被災した子ども達への支援を行うため、上記の通り一般社団法人チャンス・フォー・チルドレンを設立しました。Chance for Childrenでは、公益財団法人日本財団が設置したハタチ基金と連携し、今後、被災した子ども達への学校外教育バウチャーの提供を通して、子ども達の多様な学びの機会を保障するとともに、被災地の教育事業者の自立を支援していきたいと考えています。
東日本大震災被災地での学校外教育バウチャーの提供の開始については7月上旬を目処に発表する予定です。現在、鋭意、準備中ですので、いましばらくお待ち下さい。