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CFCクーポン贈呈式スピーチ

5月5日"こどもの日"に仙台市内で行われたCFCクーポン贈呈式では、代表して4名の子ども達にショートスピーチをしていただきました。

本日は、東松島市で被災し、現在石巻に避難している小学生のスピーチを紹介させていただきます。

■CFCクーポン贈呈式スピーチ(1)

私は3月11日の東日本大震災を宮城県東松島市にある浜市小学校で体験しました。家族とも離れ離れでした。

学校は暗くて、寒くて、食べ物もなく、飲み物もなく、とても不安でした。
私は今回の震災で、住んでいた街を離れ、仲の良かった友達とも離れて、お母さんの実家の近くの小学校に転校しました。
震災から1年が過ぎ、やっと新しい生活にも慣れてきました。

今回CFCクーポンに応募し、無事当選したら、震災前みたいにまたピアノを習いたいと思っていたので、私が選ばれたと聞いたときは、すごくうれしかったです。

私を選んでくれて、ありがとうございました。

将来の夢はまだ分からないけど、クーポンを利用し、たくさんのことを学び、自分に自信をつけて震災に負けない大きな人間になりたいと思っています。

いつか私も人のために何かできるようになればいいなと思っています。
本当にありがとうございました。