東日本大震災で被災した子どもたちの現状を皆さんはご存知でしょうか。
被災地では、子どもの貧困・教育格差の問題が深刻化し、今も子どもたちが不安な想いを抱えています。
私たちは、子どもたちに教育クーポンを届け、ひとりひとりに寄り添うことで、被災地で深刻化したこの課題を解決し、東北から教育格差のない社会を作りたいと思っています。
そのために、3/31までに毎月1,000円の寄付で活動を支えてくださる【CFCサポート会員100名】を募集しています。
被災地では、子どもの貧困・教育格差の問題が深刻化し、今も子どもたちが不安な想いを抱えています。
私たちは、子どもたちに教育クーポンを届け、ひとりひとりに寄り添うことで、被災地で深刻化したこの課題を解決し、東北から教育格差のない社会を作りたいと思っています。
そのために、3/31までに毎月1,000円の寄付で活動を支えてくださる【CFCサポート会員100名】を募集しています。
東北で被災した
子どもたちの「今」

震災から7年が経とうとしています。震災で不通となった鉄道がようやく再開するなど明るい兆しも見える中、今も2万人もの人々が仮設住宅での生活を余儀なくされるなど、震災の影響は続いています。
私たちの仙台事務所には、今も被災した子どもたちから以下のような不安な声が寄せられています。
「仮設住宅を出なくてはならず、引っ越しにお金がかかっているようだ。
中学生からは勉強が難しくなるので、塾に行きたいと思っていたけど、親に言い出せない」
「震災の影響で、父親がリストラされた。今もフルタイムの仕事に就けていない。
大学に行って就職して両親を楽にしてあげたいと思っているが、勉強が不安」
この問題は、どうすれば解決できるのでしょうか?
子どもたちの未来と被災地復興のために。
子どもたちに学びのチャンスを届ける教育クーポン

チャンス・フォー・チルドレンは、2011年の東日本大震災後に東北で活動を始めました。
津波で親を亡くした子どもや、家が全壊した子どもたちなど、東日本大震災で経済的なダメージを受けた家庭の子どもたちは少なくありません。そんな子どもたちが夢や目標を諦めず、人生を歩んでいけるよう、子どもたちに教育の機会を届けてきました。
活動は7年目になり、支援した子どもたちの人数は、延べ1,821人。卒業生の中には、大学生ボランティアとしてチャンス・フォー・チルドレンの活動に参加したり、社会に巣立った子どもたちもでてきています。
活動の特徴(1)
子どもたちの
学びの機会を支える
活動の特徴(2)
大学生ボランティアが
子どもたちに寄り添う

仙台市内の大学に通う大学生ボランティアが、定期的にクーポンを利用している子どもたちの生活・学習や進路相談にのっています。
大学生ボランティアは、子どもたちにとって少し先の未来を歩む「お兄さん・お姉さん」のような存在になっています。
大学生ボランティアは、中学生のときに震災を経験した学生も少なくありません。「自分たちも復興の力になりたい」といった強い想いを持って日々活動しています。
大学生ボランティアの声
尚絅学院大学2年佐々木 晃子
東日本大震災の時、宮城県で被災しました。当時、私は中学生で何もできず、無力さを感じていました。そんな気持ちを持ったまま、大学に進学し、チャンス・フォー・チルドレンに出会いました。活動内容を聞いて、中学生の時に感じていた無力感を思いだし、役に立ちたい、何も出来ない自分を変えたいと思い活動に参加しました。
子どもとの面談は、初めは不安もありましたが、専門家の先生や先輩ボランティアのサポートのおかげで、徐々にスムーズにお話しできるようになりました。先日、いつもは明るい子どもが、ふと悩みを話してくれることがありました。これからも、子どもたちが抱えているものを気軽に吐き出すことができる存在として、活動を続けていきたいです。
「私は宮城県石巻市に住んでいます。石巻は東日本大震災で甚大な被害を受け、私の家も全壊しました。
私の将来の夢は、医療保育士になることです。将来の夢を叶えるために、勉強をする環境を整えようとはしてきたものの、家の修繕をするのにもお金がかかり、塾に行くことはできませんでした。
ですが、CFCクーポンをいただいてから、行きたかった塾に行くことができるようになりました。塾で苦手だった数学を教えていただくようになり、数学の勉強がとても楽しくなりました。
私を応援してくださる方がいるということを考えると心強く、勇気が出ました。クーポンを使わせていただき、ありがとうございました。」(宮城県石巻市・高校1年生)
新学期までに子どもたちを
支える仲間「CFCサポート会員」100名を募集します
チャンス・フォー・チルドレンには、毎年子どもからの支援の応募が殺到します。
支援できる人数は集まった寄付金額をもとに決まるため、2017年は約200名もの子どもたちが落選し、クーポンを届けることができませんでした。
そして、現在クーポンを利用している子どもたちの中には、昨年小学校に入学したばかりの小学1年生の子どももいます。
「もっと勉強したい」「挑戦してみたい」そんな想いを持った子どもたちの健やかな成長を支えるには、これからも持続的な支援が必要です。
そこで今回、新学期から1人でも多くの子どもたちにクーポンを届けるため、「CFCサポート会員」(毎月の寄付会員)を100名募集します。
「CFCサポート会員」とは
毎月1,000円~の
継続寄付制度
「CFCサポート会員」は、毎月1,000円~の継続
的なご寄付で、子どもたちの成長を支える仲間
です。
定期的な活動報告
入会してくださった方には、年一度、子どもから
のお手紙と、活動報告書をお送りします。また、
月に1度メールで活動をご報告します。
会員限定の報告会にご招待
毎年、CFCサポート会員限定の活動報告会(東京)
にご招待します。スタッフから直接子どもたちの
様子や団体のビジョン等についてお伝えします。
※東北の子どもたちの支援プロジェクトのみに指定する場合は、サポート会員申込みフォームの「プロジェクト選択」にチェックを入れ、「CFC東日本」を選択してください。
東北から
教育格差のない社会をつくろう
東北は、震災をきっかけに子どもの貧困・教育格差が深刻化しています。
テレビや新聞で報道されることも少なくなってきましたが、私たちはこれからも支援のニーズに向き合い、子どもたちに寄り添い続けます。
甚大な被害を受けた東北。そこで教育格差のない社会ができれば、きっとそれは、日本全国の子どもの貧困・教育格差の問題を解決する「希望のモデル」になるのではないでしょうか。
東北から教育格差のない社会を私たちと一緒につくりましょう。
代表挨拶
代表理事今井 悠介
1986年生まれ、兵庫県出身。小学2年生の時に阪神・淡路大震災を経験。関西学院大学在学中、不登校生徒支援に関わる。KUMONで教室コンサルタントとして勤務。その後当法人設立・代表理事に就任。
私がこの活動に携わる理由は、貧困世帯の子どもたちが可哀想だからではありません。サポートを受けた子どもたちが、必ずこれからの日本を支える大人に成長すると信じているからです。この想いは、約5年の活動を通じて確信に変わりました。
子どもたちの可能性が、生まれながらの環境や災害によって潰されてしまうことがあってはなりません。だからこそ、社会全体で子どもたちを支える仕組みが必要です。引き続き、このチャレンジに全力を尽くして挑み続けます。
代表理事奥野 慧
1985年生まれ、新潟県出身。19歳の時に新潟県中越地震を経験。関西学院大学在学中、NPO法人で国際交流事業に関わる。’11年3月から東日本大震災緊急支援活動に参画。その後当法人設立・代表理事に就任。
活動の中で出会った女の子は、よく「普通の家庭のように」という言葉を使っていました。貧困は、教育機会の喪失だけでなく、希望や意欲の喪失、自尊心の低下という内面にも問題を生み出します。
しかし、支援を受けた彼女には変化が生まれています。それは、学ぶ機会を得ただけでなく、その背後にある支援者の意思や想いを感じたからです。
多くの大人の関わりは、貧困の負の影響を正に転換する力を持っています。我々はその懸け橋となるべく全力を尽くしていきます。
法人概要
名称 | 公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン |
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本部 | 〒136-0071 東京都江東区亀戸6-54-5 小川ビル2F TEL:03-3681-2258(寄付受付係) EMAIL:info@cfc.or.jp |
設立 | 2009年11月(2011年3月に法人取得) |
役員 | 代表理事 今井悠介 奥野慧 理事 岩切準 川北秀人 中室牧子 能島裕介 水谷衣里 監事 津久井進 藤井美明 |
(職員と大学生ボランティア)
よくいただくご質問
・CFCサポート会員(継続寄付会員)を退会することはできますか?
いつでも退会可能です。チャンス・フォー・チルドレン事務局までお名前、電話番号、退会理由をご連絡ください。
・税制優遇を受けることはできますか?
CFCは内閣府の認定を受けた公益社団法人です。ご寄付は寄付金控除の対象となります。
確定申告により、最大で寄付金の約40%が所得税から控除されます。
・領収書は発行されますか?
CFCサポート会員の方は、毎年12月31日締めで、その年受領した全てのご寄付をまとめた領収書を翌1月ごろにご登録住所にお送りします。自由な金額を寄付された方(今回の寄付)は、ご寄付の都度、領収書を発行します。
※1:ご寄付の領収日は、ご寄付のお申込日やクレジットカードのご利用日ではなく、当法人へのご寄付の着金日となります。クレジットカードをご利用の場合、ご寄付はカード会社を通して当法人へ入金されるため、領収日がお申込日の1〜3カ月後となることがございます。※2:領収書発行は、毎年12月末までに1,000円以上寄付いただいた方に限ります。
・寄付金の使途内訳を教えてください
①寄付金の85%以上を子どもへの直接的な支援費(事業費)として使用します。
※65%以上を教育クーポン費、残り20%未満を大学生ボランティアと子どもたちの面談費、調査研究費等、子どもたちに個別的な支援を行うための費用に充当します。
②寄付金の15%未満を管理費(管理スタッフの人件費・広告費等)として使用します。

公益社団法人
チャンス・フォー・チルドレン
電話 | 03-3681-2258(寄付受付係) ※月~金曜 10時~19時 |
---|---|
メール | info@cfc.or.jp (24時間受付) |