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自分の高校時代と重なった子どもの姿





こんにちは!CFCブラザー・シスター(大学生ボランティア)の遠藤彩香(えんどうあやか)です。今回は、去年担当していた高校3年生の女の子について話したいと思います。

◆自分の高校時代と重なった子どもの姿

彼女とは一昨年から面談を始めました。彼女も私も最初は緊張してぎこちない面談でしたが、ある日、部活の話を機に意気投合しました。彼女はテニス部で毎日毎日一生懸命部活動を頑張っていたのです。私も高校時代は部活動に没頭していたので、彼女と私の高校時代が重なりました。私は部活動に没頭するあまり、受験勉強に出遅れ、辛い思いをしました。だから、彼女にはそのような思いをしてほしくないなぁと思っていました。

しかし、彼女は当時高校2年生で部活に専念しているにもかかわらず、進路や受験勉強について考えていることを私に教えてくれたのです。私は、彼女がきちんと目標をもって考えをしっかりもっていることに驚きました。部活動をやりながら塾に通い、面談では毎月のように私に目標を教えてくれました。彼女は英語に興味があり、国際関係の大学に進学したいと言っていて、『英文を毎日30分読む』など具体的な目標を立てていました。

◆困難に負けない子どもの姿勢が刺激に

彼女は高校3年生になっても、目標に向かってぶれることなく受験勉強を頑張っていましたが、残念ながらこの春の受験では第一志望の大学に入ることが出来ませんでした。しかし、彼女の目標の大学に進学する強い意志は変わらず、現在は予備校生として勉強に励んでいます。

卒業を機に、彼女との面談は終わってしまいましたが、彼女のぶれずに目標に向かって突き進む姿勢に私自身刺激をもらいましたし、今も彼女を応援し続けています。また、面談で楽しく話をすることは勿論ですが、彼女の意思、目標を尊重するとともに彼女に常に寄り添い、私も一緒に成長することができたと思っています。

今年の春で私がCFCのボランティアを始めて3年目になりました。月日は早いと感じるとともに、振り返ってみると自分自身もCFCの大学生ボランティアとして活動して得たものがたくさんあると思っています。

CFC東日本シスター
遠藤彩香(東北福祉大学 産業福祉マネジメント学科 3年)

【仙台事務局だより】 新入生に向けて見学会を行いました!

先日、新入生向けに「仙台事務所見学会」を行いました。
ブラザー・シスターが電話面談を行っている場面や、昨年度の活動の様子をまとめたスライドショーを見ていただいたり、新入生にとって実りある時間となっていれば嬉しいです。
近い将来、子どもたちの不安や悩みに寄り添ったり、喜びを分かち合える"お兄さんお姉さん"のような存在として一緒に活動できることが楽しみです。(学生ボランティア 鈴木栞)