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CFC東日本ブラザー・シスターの定期研修(グルーピングスタディ)を開催しました

2月15日・16日の2日間、CFC東日本ブラザー・シスターの定期研修(グルーピングスタディ)を開催しましたので、ご報告させていただきます。

ブラザー・シスターとして活動する大学生ボランティアは、登録時に専門講師による養成研修を受講するだけでなく、今回のような定期研修を通じて、子どもとの関係構築や進路・学習サポートのためのスキル向上に努めています。

今回のグルーピングスタディでは、「ブラザー・シスターができる、子どものキャリア支援とは?」というテーマで、外部講師の方々をお招きし、講義やワークショップを行いました。(2日間、同一のプログラムを実施しました。)

 

◆セッション1:「アイスブレイク・研修の導入」
日々、ブラザー・シスターとして子どもたちと関わる大学生たちが、子どものキャリアに関する相談を受けるうえで課題だと感じること、悩んでいること等を分かち合い、今回のグルーピング・スタディの目的をシェアしました。

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◆セッション2:「キャリアカウンセリングの手法について」
講師:手戸和喜様 (有限会社アレグリア 代表取締役/キャリアカウンセラー)

キャリア支援の専門家である手戸和喜様に「職業選択サポート」というテーマで講義していただきました。キャリアカウンセリングや、「働く理由」について、学生たちと意見交換をしながら進めていただきました。スキルだけではなく、キャリア支援を行う上で大切な「考え方」の部分も多く学ばせていただきました。

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◆セッション3:「グローバル企業で働くとは?」
講師:大高由起子様(ハリー・ウィンストン・ジャパン株式会社 人事ディレクター)

CFCの協賛企業であるハリー・ウィンストン・ジャパン株式会社様にご協力いただき、同社の人事を担当されている大高様に「グローバル人材」というテーマでお話いただきました。世界を舞台にして活躍されている社員の方の「生」のお話を伺うことで、学生たちの視野が大きく広がったように思います。講義を聞く前と後で参加者一人一人が持つ「グローバル人材」のイメージも大きく変化しました。

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◆セッション4:「研修の振り返り」
最後は、研修の振り返りです。2つの講義を通じた学びを整理しました。研修冒頭で学生たちが分かち合ったキャリア支援の「課題」をもう一度見直すとともに、それぞれの課題に対して自分たちができるアプローチについて考え、共有しました。

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「子どものキャリア支援」は、進路や学習の相談に応じるブラザー・シスターにとって、これからも学び続けなければならない大切な課題の一つです。今回は2つの講義を通じて、参加した大学生一人ひとりの考え方の幅が広がり、これまでよりも少しだけ自信をもって子どもたちに接することができるようになったのではないかと思います。学生一人一人の成長は確実に子どもたちへのよりよいサポートに繋がっていきます。

今回の研修開催にあたってご協力いただいたすべての方に、心よりお礼申し上げます。

 

■グルーピングスタディ開催概要

日 時:2014年2月15日・16日 10:00~16:00(2日間同一のプログラムを開催)

会 場:仙台青葉カルチャーセンター

講 師:

・手戸和喜様(有限会社アレグリア 代表取締役/キャリアカウンセラー)

・大高由起子様(ハリー・ウィンストン・ジャパン株式会社 人事ディレクター)

主 催:公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン 仙台事務局