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東日本大震災から５年を迎えた本日2016年3月11日、当法人のボランティアスタッフが中心となって、宮城・東京・兵庫の三都市で街頭募金活動を行いました。

本日の活動で、総額49万9,727円（宮城36万4,313円、東京11万2,590円、兵庫2万2,824円）ものご寄付をいただきました。今回のご寄付は、およそ子ども2名分の1年間の支援額になります。皆さまからいただいたご寄付は、大切に被災した子どもたちの教育支援に使用させていただきます。寒いなか足を止めてご協力くださった皆さまには、改めて心から感謝申し上げます。

●宮城チーム募金スタッフより

今回の募金活動は、いつもの募金活動とはまた違った緊張感の中での活動でした。今回私たちが募金活動を行う目的の一つに、「東日本大震災の風化を防止する」というものがありました。募金を行う前、5年という歳月で東日本大震災の存在が、皆さんの記憶から薄れてはいないかという不安がありました。しかし、実際には、そのような不安が一瞬で吹き飛ぶほどたくさんの方が、寄付をしてくださいました。普段生活しているとなかなか目には見えませんが、たくさんの方が震災のことを考えたり、被災地の復興を祈ったりしてくださっていることを感じました。今日感じた様々な思いを胸に刻んで、これからも寄付者の皆さんの思いを子どもたちに届けたり、学生ボランティアならではの方法で子どもたちを支えられればと思います。（高橋 由香／当法人ボランティア）

●東京チーム募金スタッフより

小雨が降りそうな中の街頭募金でしたが、無事に実施することができました。この活動は、私自身が改めて「東日本大震災」を考えるきっかけになりました。長野出身の私は、震災の影響を受けることなく、メディアからの情報で震災を理解したつもりで、いつの間にか忘れてしまいそうになっていました。しかし、募金活動に参加し、寄付していただいた方から温かい言葉をいただく中で、改めて「震災」を考え直すきっかけになりました。「震災の影響が残り、今も厳しい生活をせざるをえない多くの方がいる。」この事実に対して、私自身は何ができるのか、行動を起こしたいと改めて思いました。ご協力くださった方には、改めてお礼申しあげます。（堀川 雅直／当法人ボランティア）

●兵庫チーム募金スタッフより

3月11日金曜日、冷たい風が強く吹くなか街頭募金を無事に実施することができました。震災から5年という節目の年に、2時間という短い時間ではありますが、震災について改めて見つめ直す機会になりました。今回の募金では、学生の方や小さい子ども、お年寄りから若者まで幅広い年齢層の方々がご協力してくださいました。5年が経過した今でも、震災のことを忘れず支援を続けていくことが大切だと再確認できました。（大谷 夏未／NPO法人ブレーンヒューマニティーボランティア）

◆街頭募金活動の実施概要