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「CFCのつどい」(CFCクーポン贈呈式)を開催しました。

3月20日に仙台市内で、「CFCのつどい」(CFCクーポン贈呈式)を開催しました。今回は、クーポンを利用している子どもたちや保護者の方々、CFCの大学生ボランティア、寄付者の方々など、総勢185名もの方々がお越しくださいました。ご来場いただいた皆さまには、心より感謝申しあげます。それでは、当日の様子をご報告させていただきます。

■ 来賓からのご挨拶

はじめに、来賓を代表して、CFCを継続的にご支援くださっている日本航空株式会社の筈見さまから、子どもたちにメッセージをいただきました。「夢や目標を実現するには、想い続けることが大切。私たちも応援していくので、決して諦めないでほしい。」との温かいエールをいただきました。

(画像)日本航空株式会社の筈見さまからメッセージをいただきました。


■ ブラザー・シスター(大学生ボランティア)の紹介

子どもたちと定期的に面談を行っているブラザー・シスター(大学生ボランティア)の紹介を行いました。代表してあいさつを行ったブラザー・シスターの長谷川からは、「うれしいときは一緒に喜び、つらいときは一緒に乗り越えられるよう、これからも一緒に頑張っていけたら嬉しいです。」とメッセージをおくりました。

また、今年で高校を卒業する子どもたちへ、担当のブラザー・シスターからお手紙とお花のプレゼントを送りました。

 

(画像)大学生ボランティアの活動紹介スピーチを行いました。


■ CFCクーポン贈呈/子どもたちのスピーチ

最後に、来年度も継続してクーポンを利用することになった子どもたちにクーポンを贈呈し、2名の子どもたちが代表してスピーチを行いました。

4月から中学に進学する男の子からは、「いつか宮城県で大学生ボランティアの前田諒くんと一緒に学校の先生ができたらと思うと将来が楽しみです。中学へ行っても、頑張って勉強を続けたいと思います。」と将来への展望が述べられました。

また、来年高校受験を迎える中学2年生の女の子からは「将来、心理カウンセラーや児童養護施設などで働き、子どもたちを支える仕事に就きたいと考えています。そのためには大学に進学する必要がありますが、クーポンを利用することで勉強に一生懸命励むことができました。支援していただいた方に感謝しています。」との感謝の気持ちが述べられました。


■ 参加者の交流会

閉会後には、子どもたちや寄付者の方、ボランティアやスタッフなどで交流会を行いました。協賛企業のPOKÉMON with YOU(事務局:株式会社ポケモン)さまには、お気に入りのポケモンを描いたオリジナルトートバッグの制作ブースを出していただきました。また、この日のために「CFCサポート会員」(寄付会員)の方たちや寄付者の方からいただいた、子どもたちへの応援メッセージの展示を行いました。

初めは緊張していた面持ちの子どもたちでしたが、かわいいポケモンや大学生ボランティアの顔を見てほっとした様子で、寄付者の方やボランティアとの交流を楽しんでいました。

 

(画像・左)子どもたちは、ポケモンのオリジナルトートバッグを作っていました。
(画像・右)CFCサポート会員の方たちからいただいた応援メッセージに子どもたちの夢を加え、桜の木を制作しました。

今月で震災から6年が経ちました。一回りも二回りも大きく頼もしくなった子どもたちの様子に、月日の経過を感じるとともに、将来への大きな可能性を感じました。クーポンを利用することになった子どもたちには、それぞれの目標に向かって、思い切り学習に取り組んでもらえればと思います。

また、震災6年となった今も、継続して応援してくださっている寄付者の方々には、深くお礼申しあげます。今後も子どもたちが自らの可能性を信じ、前に進んでいくことができるよう、CFCスタッフ一同、これからも全力を尽くしてまいります。平素より温かく子どもたちを見守ってくださっている皆さまには、これからも変わらぬご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

◆「CFCのつどい」(CFCクーポン贈呈式)概要:

日 時 2017年3月20日(祝)13:00~16:00 (12:30開場)
会 場 情報産業プラザ 多目的ホール
仙台市青葉区中央1丁目3番1号
主 催 公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン

【3.11 東北の子どもを支える100人の仲間プロジェクト ご協力のお願い】

東日本大震災から6年。これからの東北の復興を担う子どもたちが目標に向かって学ぶ機会を得られるよう、継続的に子どもたちを支える「CFCサポート会員」を100名集めています。どうぞ6年の節目に、ご支援・ご協力をお願いいたします。