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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する当法人の事業運営状況及び今後の対応方針についてのご報告(2020年4月15日時点)

(追記)
調査報告書をアップしました。(6月3日)
新型コロナ緊急子ども支援募金ページを開設しました。(5月25日)
お知らせを更新しました。(5月15日)

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により亡くなられた方々及びご家族・関係者の皆様に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、罹患された方々には心よりお見舞い申し上げます。また、医療従事者や行政の皆様など、感染拡大防止にご尽力されている皆様に深く感謝申し上げます。

この度は、新型コロナウィルスの感染拡大に伴う当法人の事業運営状況及び今後の方針についてご報告させていただきます。

1.業務体制について

(東京事務局)
緊急事態宣言の対象となっている東京事務局については、4月8日から5月6日までの期間、在宅勤務体制に切り替えて業務を行っています。

(仙台事務局)
県知事から週末の外出自粛要請が出ている仙台事務局については、4月8日から5月6日の期間、ボランティアの活動を禁止しています。職員については、手洗い・うがい等の感染拡大防止策を徹底したうえで業務を行っています。

(関西事務局)
大阪市塾代助成事業を運営する関西事務局については、委託元の大阪市の方針に従い、感染拡大防止策を徹底したうえで業務を行っています。

2.自主事業(東北・関西)の運営について

(新規クーポン利用者募集)
自主事業(東北・関西)の新規クーポン利用者募集については、当初の計画通り4月より行い、7月には新規利用者へクーポンを提供します。ただし、緊急事態宣言の対象となっている関西エリアについては、申請に必要な一部公的証明書類を後日(収束後)提出可とし、申請に伴う外出や人との接触を避けていただくための対応をいたします。

(ブラザー・シスターの取組)
仙台のブラザー・シスター(大学生ボランティア)の活動については、県知事より週末の外出自粛要請が出ていることを受け、4月8日から5月6日までの期間、子どもとの面談を休止しております。その期間、必要に応じて当法人職員が利用者及び家庭への電話相談対応等を行います。また、新規ブラザー・シスターの養成研修の開催は、7月に延期します。

(クーポンの請求支払業務)
クーポン利用先の塾・習い事へのクーポンの請求支払業務については、通常通り実施いたします。

3.委託事業の運営について

各地域で実施している自治体からの委託事業については、地域の状況に応じて自治体が定めた方針に従い、運営しております。

4.今後の方針について

3月の一斉休校以降、ブラザー・シスターが利用者の子どもたちと電話面談を行ってきましたが、生活リズムの乱れ、学習の遅れ、進路や今後に対する不安の声が数多く報告されています。4月8日から5月6日までは、感染拡大防止のためブラザー・シスターの面談を一時休止しますが、それ以降は再開する予定です。また、東北でも休業する塾や習い事が出てきており、今後は子どもたちのクーポン利用にも影響が及ぶことが予想されます。

CFCとしては、新型コロナウィルス感染症の影響が今後も長期化することを視野に入れ、ブラザー・シスターによるオンライン面談の導入やオンライン教育を行う団体との提携(クーポン利用先登録)、教育事業者のオンライン対応支援、子どもたちの通信環境や学習環境整備等を進めていくことを検討しています。

そのために、全クーポン利用者及びご家族、教育事業者の状況を調査し、実態把握に努めるとともに、利用者及びご家族のニーズに合った適切な支援の方法を模索してまいります。

日々状況が変化するため、またご報告をさせていただきます。今後とも変わらぬご支援・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。