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子どもの体験奨学金事業「ハロカル」クラウドファンディング終了のご報告

こんにちは。チャンス・フォー・チルドレン(CFC)東京事務局です。

CFCでは、7月4日から約2ヶ月にわたり、子どものスポーツや文化芸術活動、キャンプ等の「体験機会」の格差の解消をめざす新事業「子どもの体験奨学金事業『ハロカル』」のクラウドファンディングに取り組んできました。この度、8月31日をもってクラウドファンディングの実施期間が終了しましたので、ご報告いたします。

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最終集計の結果、当初設定していた目標金額2,000万円を上回る2,423万円ものご寄付をいただきました。また、目標金額達成後には、支援者数500名をプロジェクト終了までのセカンドゴールとして定めておりましたが、プロジェクト終了までに518名もの方からご支援をいただきました。期間中、本当に多くの方々から温かい応援をいただき、心よりお礼を申し上げます。

今回、私たちがクラウドファンディングを立ち上げた背景には、子どもの「体験格差」という社会的に十分に認知されていない課題を世に発信し、より多くの人がこの課題について考えるきっかけを作り、子どもの「体験」を社会全体で保障する機運を醸成していきたいという思いがありました。

加えて、「ハロカル」はCFC一団体だけで取り組むものではなく、全国各地で協働するNPOの皆さんや、スポーツ・文化、キャンプ等の体験を担う地域の皆さんの力なしには、決して成り立たない事業でもあります。そのため、クラウドファンディングを通じて、「体験格差」解消に向けてともに歩んでくださる多くの同志を、全国各地に作っていきたいとの思いもありました。

今回のクラウドファンディングでは、かねてよりCFCを応援してくださっている寄付者の方のほか、全国各地で子どもの教育や福祉に携わる方、地域で子どもたちにスポーツや音楽などの体験を提供する活動をされている方、アスリートやアーティストの方など、本当に多くの方々に応援していただきました。

ご寄付をいただいた方の中には、報道やSNSのシェアを通じてクラウドファンディングを知ってくださった方も少なくなく、今回の挑戦をきっかけに、これだけ多くの方々と「体験格差」への課題意識を共有し、その解決策として展開する「ハロカル」を応援していただけたことを、本当に嬉しく、また心強く感じています。

期間中、ご寄付で応援してくださった方、温かくも力強い応援メッセージを寄せてくださった方、SNS等での発信やシェアにご協力くださった方、お知り合いやお勤め先の方にこのプロジェクトを周知してくださった方、様々な形でこのプロジェクトにご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

クラウドファンディングは終了しましたが、私たちの「体験格差」解消をめざす挑戦は、まだ始まったばかりです。引き続き、子どもたちが「やってみたい!」気持ちを諦めずにすむ社会を目指し、全国にこの取り組みを広げていくべく、活動に邁進してまいります。

活動の進捗は、READYFORの活動報告やSNS(CFC公式FacebookおよびX ※旧Twitter/ハロカル公式FacebookおよびX)にて、随時ご報告させていただきますので、引き続き、活動を見守っていただけますと幸いです。

今後とも、子どもの体験奨学金事業「ハロカル」をどうぞよろしくお願いいたします。

チャンス・フォー・チルドレン/子どもの体験奨学金事業「ハロカル」
スタッフ一同

クラウドファンディング実施概要

・実施期間:2023年7月4日(火)~2023年8月31日(木)
・寄付総額:24,230,000円 ※目標金額:20,000,000円
・寄付者数:518名
・寄付金使途:全額を子どもたちへの「体験奨学金」として使用

クラウドファンディング終了後の「子どもの体験奨学金事業『ハロカル』」へのご支援につきましては、本WEBサイトにて受け付けております。こちらのフォームの備考欄に「ハロカル指定」と記載の上、お申込みいただけますと幸いです。