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「スタディクーポン事業」が東京都葛飾区で実施されます!

この度、東京都葛飾区で「スタディクーポン事業」が実施されます。

同事業では、区内生活保護受給世帯の中学3年生および高校2・3年生に対して、学習塾や通信教育等で利用できるクーポンを提供します。令和6年度、CFCは葛飾区から委託を受け、同事業の運営を担います。

2010年に、CFCが国内ではじめて寄付金を原資に実施した「スタディクーポン事業」。発足から10年以上が経過した現在では、全国複数の自治体において「スタディクーポン事業」が政策導入され、公費により子どもの教育格差の解消を目指す動きは、着実に広がりを見せています。

一方、記録的な物価高で多くの経済困窮家庭が更に厳しい状況に置かれており、7割以上の家庭で子どもの学習や教育に関する支出が減少するなど、子どもたちの学びに深刻な影響が及んでいることがわかっています(※)。

家庭の経済状況にかかわらず子どもたちが学び続けられるようにするためには、公的支援の仕組みがより多くの自治体で導入され、社会全体で子どもの学びを支えていく必要があります。

CFCでは、経済困窮家庭の子どもの教育を公的に支える取り組みを広げていくべく、政策提言や自治体との協働を通じ、スタディクーポン事業の全国への広がりを目指して活動を続けてまいります。

※CFCの2024年度新規クーポン利用者募集に応募した生活困窮世帯367名を対象に行ったアンケート調査結果。

■かつしかスタディクーポン事業概要

名称  令和6年度葛飾区次世代育成支援(学習相談・クーポン)
対象  区内生活保護受給世帯の中学3年生および高校2・3年生
クーポン
利用範囲
 学習塾、通信教育等
クーポン
提供額
 利用上限額(年額)は以下の通り
 中学3年生・高校3年生 20万円
 高校2年生 15万円
実施主体  葛飾区 福祉部 東生活課・西生活課
委託事業者  公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン