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111,563円の募金をいただきました

本日11月29日は、神戸マルイ前とJR元町駅東口改札より南側の場所で街頭募金を行いました!
募金活動中、ある市民の方から「このChance for Childrenはどういったプロジェクトなのか?」という質問がありましたので、説明させて頂きました。
説明の中で、バウチャー制の点に話が触れた時、「バウチャー制とはどんなものなのか」ということについて、詳しくお聞きになられました。
一部の欧米諸国で採用されている教育バウチャーというのは、そもそも、私立学校の学費に利用を限定したバウチャーと呼ばれる利用権(クーポン)を子どもや保護者へ支給するしくみのことです。こうすることで、私立学校に通う家庭の学費負担を軽減するとともに、学校選択の幅を広げることで競争により学校教育の質全体を引き上げようとする狙いがあります。

Chance for Childrenでは、欧米のように学費を支援する教育バウチャーとは少し異なり、学校外教育サービスに利用できるクーポンを提供する仕組みになっています。日本では、こうした教育バウチャーは極めて珍しく、他に例をみないものです。

教育バウチャーのメリットは、以下の2点があると考えています。
ひとつは、利用目的が教育サービスに限定されている点。これによって、確実に子どもの教育サービスの利用に繋がります。
もうひとつは、クーポンの利用先を利用者が自由に選べる点。これによって、子どもの個性や、子ども自身の意志に沿った教育サービスが受けられます。

教育支援が子どもに確実に届き、子どもの個性や意志に沿ったものになるしくみが、Chance for Childrenの教育バウチャー制度です。

このように、バウチャー制度について説明させて頂きました。真剣に聞いて下さっていたことに、本当に嬉しく思いました。このように、市民の方の一人ひとりと地道に話すことで、少しでもこのChance for Childrenへの認識が広まり、子どもの貧困問題について関心が高まればなと思います。

なお、本日は111,563円ものご寄付をお預かりしました。このご寄付は、私たちChance for Childrenが責任をもって、生活保護世帯の子どもたちへの教育支援のために使わせて頂きます。

本日は、本当にたくさんのご協力ありがとうございました。

(本日の記録)
 2009年11月29日(日) 11:00~18:00
 神戸マルイ前 JR元町駅東口改札より南側
 募金総額:111,563円
 従事スタッフ:25名
(次回の予定)
 2009年12月5日(土) 11:00~18:00
 阪急西宮北口駅周辺
 2009年12月6日(日) 11:00~18:00
 阪急西宮北口駅周辺
(本日までの記録)
 街頭募金 499,572円
 寄付  2,000円
 合計  501,572円

街頭募金だけでなく、皆さまからの寄付・協賛も受け付けております。詳細は下
記サイトをご覧下さい。

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