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「子どもの貧困」に取り組むにあたって

こんにちは。プロジェクト代表の和田沙央里です。
このプロジェクトに関わり始めて2ヶ月たちましたが、世の中の至るところで日本の貧困問題、子どもの貧困が注目されているということを感じます。
たとえば本屋さんには子どもの貧困に関する新書が数年前に比べてたくさん並ぶようになったと思います。私が今読んでいるのは、山野良一著『子どもの最貧困国・日本 学力・心身・社会におよぶ諸影響』という本です。世界各国と比較した中での日本の現状がよくわかります。
プロジェクトをすすめる中では利用者や対象者の顔が見えないまま事務作業が続く日もあります。
書物を読んで広い視野から貧困問題を学ぶこと、福祉や教育現場の方から対象者の様子を知ること、そして今実際にクーポンを利用してる高校生たちの生の声を聞くこと、これらを大切にしてプロジェクトを進めたいと思います。
7月の第一週にあるグルーピングサポートで、クーポン利用者と面談しているブラザー・シスターの話を聞けるのを心待ちにしています。