【ご報告】能登半島地震で被災した587家庭・子ども1,008名に助成を行いました。
CFCでは、2024年1月1日に発生した能登半島地震で被災した子育て家庭に対し、習い事や塾、部活動等の学校外活動費の助成を行う緊急支援を行っています。
2024年度は252家庭・子ども449名に1,457万円分の助成を行いましたが、多くのご家庭からの支援ニーズを受け、今年度は定員やひと家庭あたりの助成額を増やし、587家庭・子ども1,008名への助成(合計45,300,000円分)が決定いたしました。
能登半島地震に関する報道が減る中、今なお被災したご家庭や子どもたちからは、生活再建や今後の学びに対する不安の声が多く寄せられています。
CFCでは、被災家庭の子どもたちの学びの機会を守るため、今年度も緊急支援を実施してまいります。
■ご家庭からの声(一部抜粋)
・震災の影響で住居の大規模な補修や家電の買い替えを行い、生活が困窮しています。子供の部活動で必要な物を購入して、頑張っている子供を応援したいです。
・受験を控えた時に震災に遭い、心身ともに不安な時もありましたが何とか高校受験まで来ました。震災後は授業がなかったり登校がないことから勉強内容に不安があり塾に通いました。今回の補助を頂き、さらに勉学の励みになるよう努めていきたいとおもいます。
・被災後、外で遊ぶ環境や場所などが減った中、今までできなかったスポーツや更なる学習に挑戦したいという子供の気持ちに答えようと考えていたところ、費用を助成して下さることを知り、応募いたしました。この助成金は、親子共々の背中を押してくれているように感じました。
■助成金利用者内訳(587家庭・子ども1,008名)
学年別(子ども内訳) | 小学生:412名(1年:32名 / 2年:55名/ 3年:80名 / 4年:75名 / 5年:77名 / 6年:93名) 中学生:301名(1年:96名 / 2年:101名/ 3年:104名) 高校生:287名(1年:119名 / 2年:93名/ 3年:75名) 浪人生:8名 |
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地域別(被災時・家庭内訳) | 七尾市: 166家庭 輪島市: 152家庭 珠洲市: 70家庭 羽咋郡: 63家庭 鳳珠郡: 62家庭 鹿島郡: 32家庭 河北郡: 20家庭 羽咋市: 14家庭 金沢市: 5家庭 その他: 3家庭 |
被災状況(家庭内訳) |
全壊: 91家庭 大規模半壊:39家庭 中規模半壊:60家庭 半壊: 205家庭 準半壊: 192家庭 |
審査方法 |
書類審査(罹災証明書等の被災を証明する公的書類を提出) |
温かいご支援をいただいた皆さまには、この場で深く感謝を申し上げます。
子どもたちの学びを継続的に支えていただけませんか

CFCでは、毎月1,000円~のご支援で子どもたちの「学びたい」という気持ちを継続的に応援することができる「サポート会員制度」を設けています。災害や物価高をはじめ困難な状況が続く中でも、子どもたちが学び続けることができるよう、皆さまの温かいご支援、ご協力をお願いいたします。