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被災した子どもを支える大学生ボランティア募集

大学生のみなさん

この度、Chance for Childrenでは、東日本大震災で被災した子どもを支える大学生ボランティアを養成する研修を開催します。この研修を受講した大学生はChance for Childrenが支援する子ども達のブラザー・シスターとして、子ども達の相談相手として、進路や将来などのことについて定期的に面談を行います。

この研修では自分のコミュニケーションの取り方、人間関係の築き方等を見つめ直し、子どもの支援をする上で必要とされる知識・スキルを身につけることができます。被災した子どもたちに寄り添い、継続的にサポートしたいという方、東日本大震災に際して何かやりたいと思う方、教育・福祉などの分野に興味がある方等、たくさんの大学生に参加していただきたいと考えています。ぜひお気軽にご応募ください。

■研修日時
(1)講義
 2011年11月5日(土)/11月20日(日)13:00~18:40
(2)実習
 2011年11月6日(日)/11月19日(土)9:30~17:30
※(1)のどちらか1回、(2)のどちらか1回、計2日の参加が必要です。

《参加お申込みはこちらから》
PC  http://ws.formzu.net/fgen/S75839224/
携帯 http://ws.formzu.net/mfgen/S75839224/

■研修内容
○講義(11/5・11/20)
講義1 
「Chance for Children/ブラザー・シスター制度の概要」

Chance for Childrenがどのような取り組みを行っており、その中で学生ボランティアにどのような役割を期待しているのかについて説明します。
【担当】雑賀 雄太(一般社団法人チャンス・フォー・チルドレン代表理事)

講義2
「子どもの貧困、貧困家庭の実状」

日本の子どもの貧困の実状について学びます。具体例をあげながらどのような点が問題で、その背景には何があるのかを考えます。
【担当】松本 幸子(社会福祉士/宮城県中央児童相談所元職員)

講義3
「被災した子どもの心理状態と支え方」

災害時の心の反応、遺族の心理、喪失体験による心の動きなど、被災した子どもの心理状態を学び、どのように支えていくべきかを考えます。
【担当】佐藤 利憲(仙台青葉学院短期大学看護学科精神看護学助教)

講義4
「進学・就職・経済的支援制度について」

高校入試、大学入試の諸制度や高卒での就職の実状について学びます。また進学していくうえで活用できる経済的支援制度について説明します。
【担当】松浦 智博(株式会社デュナミス取締役キャリア教育コーディネーター)

○実習(11/6・11/19)
セッション1
「コミュニケーション基礎/実践」

対人コミュニケーションにおける基礎的な知識、子どもとコミュニケーションをとるうえで必要となるスキルを実践を交えて学びます。

セッション2
「ロールプレイング」

実際に子どもと面談する場面や電話で会話をする場面を想定し、子どもの役や学生ボランティアの役を演じ、実体験します。

セッション3
「グループワーク」

子どもと関わる際に大切なこと・ブラザー・シスターとしての役割について小グループで意見を出し合い、最後に参加者全員で共有します。

【担当】出村 和子(弘前学院大学客員教授 /仙台いのちの電話理事長)
※コミュニケーション基礎/実践、ロールプレイング、グループワークすべてをご担当いただきます。

■申込締切
2011年10月28日(金)

■研修場所
○11月5日(土)/6日(日)
仙台市市民活動サポートセンター http://www.sapo-sen.jp/map
○11月19日(土)/20日(日)
仙台市民会館 http://www.tohoku-kyoritz.co.jp/shimin/koutu/guide.htm

■対象
被災児童・生徒への支援活動に関心のある大学生・大学院生

■定員
40名(各回40名ずつが定員です)
※応募が殺到した場合、男女比・学年等を考慮した上で選考させていただきます。

■参加費
無料
※自宅から研修場所までの往復交通費、昼食費は自己負担となります。

《一般社団法人チャンス・フォー・チルドレンとは》→http://www.cfc.or.jp/
■はじまりは阪神・淡路大震災
Chance for Childrenは、阪神・淡路大震災で被災した子どもたちの支援を行ってきた特定非営利活動法人ブレーンヒューマニティー(http://www.brainhumanity.or.jp/)のひとつのプロジェクトとして、2009年に発足しました。そして、2011年3月に発生した東日本大震災に伴い、被災した子どもたちに対しても継続的な支援を行うため、同年6月独立、一般社団法人として設立しました。

■学校外教育クーポンの提供
経済的な理由で塾・予備校・習い事などに行けない子どもたちに、学校外の教育サービスで利用できるクーポンを提供し、子どもたちの学校外教育機会を保障しています。

■ブラザー・シスター制度
学生ボランティア(ブラザー・シスター)が月に1回面談や電話でコミュニケーションをとり、子どもたちの学習や進路についての相談に対応し、クーポン利用についてアドバイスを行う制度です。

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■連絡先
研修責任者 雑賀 雄太(サイカ ユウタ)
tel:022-265-3461 mail:brosis@cfc.or.jp
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○Facebook
http://www.facebook.com/chanceforchildren
○Twitter
http://twitter.com/#!/bh_cfc
○Blog
http://d.hatena.ne.jp/chance-for-children

■Chance for Children の取り組み
○毎日新聞
http://bit.ly/qJA65Q
○河北新報
http://bit.ly/r4fuvr
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