スタッフと大学生ボランティアが都立高校の授業で登壇させていただきました!

9月17日に、東京事業部スタッフの斉吉と大学生ボランティアが、都立富士高校の授業で登壇させていただきました。
東京都では「都立高校生の社会的・職業的自立支援教育プログラム事業」の一環として、SDGsやキャリア教育に関するプログラムを都立高校の授業内で実施しています。
今回は、本事業のコーディネート業務を受託している認定NPO法人夢職人よりお声がけいただき、「子どもの教育格差」をテーマとした授業を担当させていただきました。
授業の前半では、子どもの貧困や教育格差の問題についてデータ等を用いて説明したのち、教育格差の解消に向けてCFCが取り組む「スタディクーポン事業」や「ハロカル奨学金事業」についてお話ししました。

また大学生ボランティア(ブラザーシスター)からは、日頃の活動の様子や子どもたちとの面談において大切にしていること、面談時の印象的なエピソードなどを紹介しました。

授業の後半では、斉吉から、CFCが個人や企業からの寄付金により事業運営していることを説明したうえで、例年支援のニーズが寄付金額を上回り、多くの子どもたちが落選してしまう現状をお伝えしました。
そのような課題をふまえ「どのように寄付を集めるか?」をテーマにグループワークを行い、寄付を募るための施策にどのようなものがあるかを生徒の皆さんと一緒に考えました。
生徒の皆さんからは「スポーツの試合で寄付つきチケットを販売して購入者が特典を受けられるようにするのはどうか」「スーパーに制服寄付ができるボックスを置いたら子育て中の方が寄付しやすいのでは」など、様々な案が挙がりました。
また「寄付には多くの方法があるのだと気づいた」「寄付を募るのは簡単ではないと感じた」など、ワークショップを通じて多くの感想も寄せられました。
【生徒の皆さんの声】※事後アンケートより抜粋
・ボランティア活動はいままであまりしてこなかったのですが、自分も大学生になったらサークルなどでやってみたいと思いました。また、今からでもできることを探してみようと思いました。
・支援すると言っても単純でなく、工夫が多くあった
・家庭環境によって教育・経験格差がある現状は変えるべきだと思った
・とても興味深い話ばかりでこのテーマを選んでよかったと思った
授業登壇の機会をくださった都立富士高校の先生方、そして授業を通じて交流いただいた生徒の皆さん、ありがとうございました!