夢への道のりの、一歩先を進むブラザーとして
こんにちは!CFCブラザー・シスター(大学生ボランティア)の豊田健人(とよだ けんと・写真左)です。
私は2年前からブラザーとして活動し始めて、今年度で3年目となります。このCFCの学生ボランティアとしての活動を通じて、多くの子どもたちとそれぞれの夢に直接触れることができ、大きく刺激と活力をもらっています。今まで話してきた子どもたちの頑張る姿勢も、私にとって日々の支えとなり、「彼らに負けていられない」と思わせてくれています。これからも、少なくとも私が大学を卒業するまでは、1人でも多くの子どもたちに触れ、彼らの夢を共に追い、また、共に刺激しあえる存在であり続けたいと思っています。
今日は、昨年度から継続して担当することとなった男の子のことについて話をしたいと思います。
夢への道のりの、一歩先を進むブラザーとして
彼は現在高校2年生の男の子で、初めて話したのは2年前、彼が中学3年生の時でした。その時は、私にとっても初めての面談であり、お互いに緊張してすごくぎこちない面談になってしまったのは、今となっては良い思い出です。初めこそたどたどしかった面談ですが、回数を重ねるにつれて次第に打ち解けていくことができてきた、と私は自分では思っています。今ではわちゃわちゃと会話を楽しむことができるようになり、毎回の面談を楽しく過ごしています。
彼の夢は、大動物(比較的体の大きな、ウシやウマといった動物)に関わりがある仕事で、現在は国立大学の農学部を目指して日々頑張っています。偶然にも、私自身が大学で専攻している分野も、動物を対象としているものであるため、自分が出来る範囲で大学の様子等も時々話すことができています。彼は、昔から動物に対して興味があったようで、今なおその夢を追い続けている姿勢に私はとても元気をもらっています。また、そんな彼とこれからも面談をできることを、素直に嬉しく思っています。
現在彼は公立の高校に通っていますが、中学3年生のときに進路を決める際は、その夢のこともあり、普通科の高校と、専門学校またはそれに準ずる学科がある高校のどちらに進むか迷っていました。結果的には、現在通っている普通科の公立高校へと進学をしましたが、彼が自分なりに考え自らの進む道を決めていく様子は、私にとって非常に印象的でした。彼がこれから進んでいく道を、彼なりに納得する道を自ら選べるように、私もできる限りのことをしていきたいです。
CFC東日本ブラザー
豊田健人(東北大学農学部 生物生産科学科 応用動物科学コース 3年)
【仙台事務局だより】 新入生歓迎会がありました
仙台事務局では、4月18・19日に新入生歓迎会を行いました。なんと、この新入生歓迎会、2日間合わせて約55名の新入生が参加してくれました!当日は天気も良く、和気あいあいとしていてとても楽しい時間を過ごすことができました。この新入生歓迎会に参加してくれた人たちの中から新しいブラザー・シスターとなる人たちが出てくると思うと今からとても楽しみです。(大学生ボランティア 佐竹優希)