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グルーピングサポート実施報告~リラックスできる面談を目指して~

こんにちは。CFC大学生ボランティア(ブラザー・シスター ※以下「ブラシス」)の樋口麻由です。

先日、ブラシスが集まって、CFCの教育クーポンを利用している子どもとの面談について振り返りを行う「グルーピングサポート」を実施しました。今回は、昨年度の反省を生かして、今年度はどのように面談したいかを共有する場となりました。

私は今回、面談の担当をしている子どもが「自分の進むべき目標がぶれてしまい、どうしたらよいのか分からない」と悩みを打ち明けてくれたにもかかわらず、それに対してどう答えていいのかわからず、曖昧な返答をして「子どもに気まずい思いをさせてしまったかもしれない」と少し落ち込んだ経験を共有しました。これに対して、他のブラシスからは、今後このような子どもがいた際にどのようにしていけばいいか意見をもらう事が出来ました。

また、講師の出村先生からは、「ブラシスは利用者が前に進むため橋渡しをすることができる存在である」といったアドバイスをいただきました。今回のグルーピングサポートを通して、私たちブラシスが焦らずゆっくり子どもたちに寄り添うことの大切さを改めて確認することが出来ました。

私が目指している理想の面談は『子どもがリラックスできる面談』です。
もちろん、ブラシスとしてクーポンを効率良く利用してもらえるよう、子どもたちを支援するのは大切ですが、子どもたちとお話をするのに機械的な会話では寂しいと思うのです。子どもたちを上から見るのではなく、同じ目線でも一緒に考えられる存在になりたいと思い、私は子どもたちと日々面談をしています。

今回グルーピングサポートで学んだ内容は、私が理想としているリラックスできる時間面談に近付ける材料になると思います。これからも私らしい面談が出来るように、こういった研修の機会を活用していきたいと思います。

◆4月グルーピングサポート 実施概要

日時 4/22(水)18:00~20:00
4/26(日)10:00~12:00(午前の部)
4/26(日)13:00~15:00(午後の部)
場所 仙台市民会館
プログラム 第1部 面談の悩み等の共有
第2部 講師の先生からのお話
第3部 次回面談の目標設定
講師 佐藤利憲先生(仙台青葉学院短期大学 看護学科 精神看護学 講師)
松本幸子先生(宮城県中央相談所元職員 社会福祉士)
出村和子先生(社会福祉法人 仙台いのちの電話 理事)

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