門馬優さん(NPO法人TEDIC代表理事)から応援メッセージをいただきました!
現在CFCでは、「マンスリーサポーター100人募集キャンペーン」を実施しています。今回のキャンペーンに際し、NPO法人TEDIC代表理事の門馬優さんから応援メッセージをいただきました。
門馬さんは、宮城県石巻市を拠点に、貧困、虐待、ネグレクト、不登校、ひきこもりなど困難ケースへのアウトリーチなどの活動をされています。CFCとは、家庭の養育環境が不十分などの理由で通常のクーポン利用者募集時に応募が難しい子どもに、随時、自治体や支援団体と連携してクーポンを提供する制度(随時枠)の新設などに助言をいただくなど、様々な面でご協力をいただいています。ぜひご覧ください。
「自分の人生を、自分で歩む」可能性を届けるために
虐待、ネグレクト、病気・疾患・障がい、薬物、反社会的勢力との繋がり…。
私たちが関わっている、経済的困窮だけでなく、支援に対する不信、拒絶、諦めがあるこのような環境下の子どもたちには、「保護者の同意」「年1回の募集」を前提とした従来の「スタディクーポン」では、支援を届けることが出来ませんでした。
しかし、「境遇に関係なく、チャンスを掴むための制度なのに、境遇によって申請できないのは、悲しい。」と何度もCFCの皆さんと議論を重ねさせていただき、随時枠という「子どもの意思で」「随時利用したい時に」申請可能な新しいクーポンの形を、一緒に生むことが出来ました。
アウトリーチを中心とする伴走的支援と「スタディクーポン」を組み合わせることで、境遇の壁を一緒に飛び越え、「自分の人生を、自分で歩む」可能性を、多くの子どもたちに届けられますように。子どもたちの目から見える世界を、これからもCFCと一緒に変えていけたらと思っています。ぜひご支援のほど、よろしくお願いいたします。
NPO法人TEDIC代表理事
1989年生まれ、宮城県石巻市出身。石巻圏域子ども・若者総合相談センターセンター長。早稲田大学大学院教職研究科修士課程修了。東日本大震災で故郷が被災、2011年5月にTEDICを設立(2014年にNPO法人格取得)。貧困、虐待、ネグレクト、不登校、ひきこもりなど様々な困難におかれる子ども・若者に伴走しながら、官・民の垣根を超えて、地域で育んでいく支援・仕組みづくりに取り組み、主に困難ケースへのアウトリーチを中心に子ども・若者に関わる。
「マンスリーサポーター100人募集キャンペーン」にご協力お願いします!
活動開始から10年目となったCFCでは、まだ支援を届けられていない子どもたちに「スタディクーポン」を届けるため、「マンスリーサポーター100名募集キャンペーン」を実施しています。ぜひ、子どもたちを支える仲間になっていただけると嬉しいです。