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最後の面談を終えて

昨日、今春大学を卒業する一人のCFCブラザーが子どもたちとの最後の面談を終えました。
彼は、昨年の1月からこれまで実に15回の面談を実施してきました。彼の担当する子どもは5人でしたので、単純計算でも15回×5人×20分(概算)=25時間、つまり丸一日以上、子どもたちと面談をしてきたという計算になります。

最後の面談を終えた彼が今感じていることや想いを紹介したいと思います。

○活動を終えて(2013年3月7日)
つい先程、CFCブラザーとしての活動が終了しました。
少し寂しくもあるけれど、これも出逢いと別れのひとつとして受けとめなくてはならないのでしょう。
 

思い返せば、ゼミでビラをいただいたことがきっかけで、教育心理学コースで学んできたことをさらに深めたい、震災復興の役に立ちたいと思い始めました。
研修を受け、担当が決まり、そこから約1年と3ヶ月頑張ってきました。
 

自分がどこまでできたのか、何か役に立ったのかは定かではありません。
けれど、担当の子から、『面談が楽しかった』『自分の話を聞いてくれて嬉しかった』と言われ、彼らのために何かできたのかなと感じました。
 

CFCでは、一人でも多くの子どものために募金活動を行い、また傾聴のスキル向上のための活動を行い、いろいろな経験が積めました。4月からの新生活の中で、活かし続けていけるよう精進していきたいです。
 

私はクーポン贈呈式で、どんなブラシスになりたいかと聞かれ、『補助輪のような存在』と答えました。
その役目通り、この活動の中で出逢った子どもにとっての補助輪になれたのでしょうか??
 
これから、私は小学校教諭として子ども達の素晴らしい補助輪になれるように頑張ります。