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仙台の学生ボランティアが勉強会「グルーピングスタディ」を行いました。

こんにちは。CFC学生ボランティアの遠藤彩香です。

2月22日・24日に、私たちブラザー・シスター(学生ボランティア)は勉強会「グルーピングスタディ」を行いました。これは、私たちがCFCの教育クーポンを利用している子どもたちと電話面談をするにあたって、必要な知識を養う場です。ここで、子どもたちを取り巻く環境等について学ぶことで、面談相手の子どもたちのことをよりしっかりと理解することができます。今回は、経済的に厳しい家庭で過ごしている子どもたちの生活やメンタル面がテーマでした。

冒頭では、まず、CFC仙台事務局の松本事務局長、鈴木シニアマネージャーから、CFCの活動についてお話をしていただきました。CFCの成り立ちや意義、そしてこれからのビジョン等の説明を改めて聞くことで、ブラザー・シスターとしての役割を原点に戻って再確認することができ、充実した面談を行いたいという気持ちがさらに強くなりました。

続いてのワークでは、ブラザー・シスターが日ごろ面談を行っている子どもたちの生活状況をイメージし、子どもたちが抱えている問題などについて意見を出し合い、グルーピング(種類分け)しました。そして、講師の先生からの講義を聞き、改めて私たちが子どもたちのために面談でできることを考えました。どのグループも意見を書いた付箋が模造紙からはみ出るほど、皆が子どもたちのことを真剣に考えていました。

講義では、チャイルドラインみやぎで代表理事をしていらっしゃる、小林純子先生をお招きし、電話相談事業を通しての子どもの生活状況や心の在り方、子どもの話を聞く上で心がけることなどお話をしていただきました。私たちブラザー・シスターという立場だからこそ、子どもたちは話せることがあり、私たちはその話に真剣に耳を傾け、受け止めることが大切なのだと感じました。

今回のグルーピングスタディでは、ブラザー・シスターそれぞれにとっての気づきや発見があり、子どもたちの状況を改めて考え、知る上でとても良いきっかけとなりました。

CFC学生スタッフ 遠藤彩香

◆「グルーピングスタディ」実施概要

日程 2/22(日)・2/24(火)
場所 仙台市民会館 第五会議室
内容(講師) 第1部 アイスブレイク
第2部 講義「CFCの活動について」(松本仙台事務局長、鈴木シニアマネージャー)
第3部 ワーク「貧困家庭の子どもたちをイメージをする」
第4部 講義「子どもの貧困~生活メンタル面について~」(チャイルドラインみやぎ小林純子先生)
第5部 ワーク「貧困家庭の子どもたちについて~今後面談でやりたいこと~」
参加者 2/22(日)ブラザー・シスター36名
2/24(火)ブラザー・シスター33名