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夢への道のりを共に歩みたい

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こんにちは!CFCブラザー・シスター(大学生ボランティア)の菅野文馨(かんの あやか)です。

ブラザー・シスターとして活動し始めてもうすぐ1年になります。昨年度は5人の子どもたちとの電話面談を担当し、今年度はそのうち3人の担当を継続することになりました。3人とも春から新しい学校に通っているので、その新しい環境でどんな体験をし、何を感じ、何を思うのか聞けるのがとても楽しみです。

今回は、私が初めてシスターとして電話面談をし、今年度も担当することになった女の子についてお話ししたいと思います。初めて面談をしたのは彼女が中学3年生の時でした。彼女は中学生とは思えないほど言葉遣いが丁寧で、しっかりした子だなという印象を受けました。ですが面談を重ねるにつれて、楽しかった出来事の話やモノマネをして私を楽しませてくれるなど、明るくて元気な一面を見せてことが多くなった気がします。

夢への道のりを共に歩みたい

彼女と初めて話した時に特に印象的だったのが進路の話です。彼女は夏の時点で、既にある高校に進学したいと意志を固め、受験勉強を始めていました。

彼女の将来の夢は通訳になることで、これは彼女が小さい頃から掲げてきた夢だそうです。夢を叶えるために、まずは苦手な数学を頑張って勉強して、高校に合格したいと思いを伝えてくれました。さらに高校卒業後については、外国語が学べる大学に進学して、特に英語と中国語を完璧にすることを目標としています。クーポン贈呈式のパネルディスカッションに一緒に参加した時も、隣で堂々と自分の夢や思いを大勢の前で発表していました。

高校受験だけでなくさらにその先まで考え、夢に向かって今できることを頑張っている彼女の姿がいつも私の励みとなり、気づけば私が支えられていたように思います。合格発表後の面談では真っ先に「合格しました!」と嬉しそうに報告してくれ、彼女が夢への第一歩を踏み出した瞬間に立ち会えたことを嬉しく思います。

これからも彼女と様々な出来事や考えを共有し、一緒に成長していけたらいいなと思います。

CFC東日本シスター 
菅野文馨(かんの あやか・宮城大学 フードビジネス学科2年)