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CFC社外理事の中室牧子先生が本を出版されました!

makiko nakamuro

こんにちは!広報担当の山本です。

先月、CFCの社外理事を務めていただいている中室牧子先生(慶應義塾大学准教授)が本を出版されました。

タイトルは「『学力』の経済学」。「子どもをご褒美でつってはいけないのか?」「テレビやゲームは子どもに悪影響を及ぼすのか?」など日常よくある教育論を、エビデンス(科学的根拠)に基づいて客観的に切り込んでいく本です。

日本では、教育が個人の経験に基づいて主観的に論じられることが多いですが、中室先生のご専門である「教育経済学」では、教育を計量的なデータに基づいて分析するのが特徴です。

限りある資源から最大限の効果を出すために、CFCの活動も日頃から「エビデンスベースド」であることを意識していますが、本の中では「子どもの貧困を解決するためには」「教育にはいつ投資すべきか」ということも論じられており、今後のCFCの活動にも大変参考になる本でした。

こちらの書籍は7月8日現在、Amazonでも「教育学一般関連書籍」の分野でベストセラー1位となっています。「エビデンス」に基づいた教育に興味のある方は、ぜひお手に取ってみてください!(ご購入はこちら。)

中室 牧子先生プロフィール
(慶應義塾大学 総合政策学部准教授/教育経済学専攻)

1998年慶應義塾大学環境情報学部卒。日本銀行・世界銀行を経て、2010年米ニューヨーク市のコロンビア大学で博士課程を修了。東北大学を経て現職。教育経済学の教育と研究に携わる。