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【大学生ボランティア研修実施報告】「答えがないことの難しさ」

201509273 (2)

こんにちは、CFC学生ボランティアの斎藤楓です。

先日、新しいブラザー・シスター(大学生ボランティア)が、これまでの経験談や不安な事柄などを話し合い、今後の子どもとの面談の改善に繋げるためのフォローアップ研修を実施しました。

今回の研修で出た悩みの中で印象的だったのは、「進路に迷う子どもに対する接し方」です。例えば、子どもから、進学するか就職するか迷っていることを打ち明けられたとします。ブラザー・シスターとしては、自分の意見やアドバイスを伝えたい気持ちがあります。ですが、子どもにとっては、私たちの言葉がとても大きい存在になってしまう可能性があります。このことから、自分の意見を伝えていいのか、また伝えるとしたらどのように伝えるとよいか、迷っているブラザー・シスターがいました。

そんな悩みに対して、「子どもの考えを、ただ聴くだけでも良いのではないか。」、「より多くの情報を集めてからアドバイスすべきではないか。進学したいが、家族の状況的に進学を勧められない場合もある。」など、様々な意見が挙げられました。

ブラザー・シスターが、今後どのように面談を進めるかについて正解はありません。参加者は互いに意見を出し合い、他者の意見も聴きつつ、自分の悩みに対する考えをまとめていました。

私たちは、子どもたちから多くの学びと元気をもらっています。子どもたちの学びの機会に、少しでも貢献できる面談を目指して、今後とも切磋琢磨していきたいと思います。
 
 
◆「フォローアップ研修」実施概要

目的 6期生(ブラザー・シスター1年生)が初回面談を終えて出てきた問題や不安なこと等を解消し、今後の面談のさらなる向上を図る。
日時 9月20日(日)14:00~17:00
9月27日(日)14:00~17:00
場所 仙台市民会館(20日)
定禅寺アップルスクエア(27日)
参加人数 15人(20日)
21人(27日)
内容 (1)初回面談の現状や、今後の面談に対する思いについて、グループで共有する。
(2)(1)をもとに、今後考えていきたいことを項目化する。
(3)(2)で挙げられた内容に対する、今後の向き合い方を話し合う。
(4)これからの面談に対する目標を定める。