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子どもとの会話で「無言」になってしまったときの対処法

こんにちは、ブラザー・シスター(大学生ボランティア)の遠藤彩香です!

突然ですが、皆さんは、誰かと会話をしているときに無言になって、不安を感じたことはありませんか?私たちブラザー・シスターも、CFCクーポンを利用している子どもたちと面談しているとき、そのような不安を感じたことがあります。そこで今日は、先日の研修でのことをお話したいと思います。

ブラザー・シスター1年生の悩み

子どもたちと面談をしているブラザーシスターは、2ヶ月に一度、面談での不安や楽しかったことなどを共有し、専門家の先生からアドバイスをいただく、「グルーピングサポート」という研修を行っています。

先日行われたグルーピングサポートでは、この夏から面談を始めたブラザー・シスター1年生が初めて参加し、「異性や、年の離れた小学生との面談で話が続かず沈黙になる。どうしたらよいか。」という悩みを共有してくれました。

それを聞いた先輩ブラザー・シスターからは、「小学生の流行っていることを自分で調べるよりも、逆に小学生に聞いてみると会話が深まるよ」「『はい』『いいえ』で答えられないような質問をすると、相手からたくさん話してもらえるよ」などとのアドバイスがありました。

大学生ボランティア

面談での無言は怖がらないで良い

一方、講師の阿部裕二先生(東北福祉大学教授)や、佐藤宏平先生(山形大学准教授)からは、「面談での無言を怖がらないように」とアドバイスをいただきました。つまり、同じ時間を共有しているという意味で、無言も非言語のコミュニケーションだと考えていい、ということです。

私も小学生との面談を担当しているのですが、沈黙はいけないものだと思い、質問攻めにしてしまっていましたが、先生の話を聞いて、お互い無理せず、相手のペースを見ながら自然に話をして関係を築いていこうと思いました。

今回のグルーピングサポートを通して、ネガティブに捉えがちな「無言」のイメージが一変しました。今後も、講師の先生や、他のブラザー・シスターからのアドバイスを参考に、子どもたちとよりスムーズなコミュニケーションができるようにしていきたいと思います。


大学生ボランティア (2)

【CFCの活動をもっと知りたいあなたへ】

CFCでは、定期的に「子どもの貧困」「教育格差」、そしてCFCの活動内容について直接お伝えするイベント(講演会)を実施しています。「CFCは、クーポンを利用している子どもたちをどのようにサポートしているのか?」気になる方は、ぜひご参加ください。

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