大学進学に向けて奮闘する高校生からの声-倫理研究所さまに感謝状をお贈りしました。
こんにちは、広報担当の山本です。先日、CFCをご支援くださっている一般社団法人倫理研究所さまに、感謝状と子どもたちからの感謝のお手紙をお贈りしました。
倫理研究所さまは、東日本大震災後、「被災者に凛々たる勇気と元気を取り戻してほしい」との願いを込めて、被災地の子どもたちを支援するための教育支援基金「りんりん基金」を設立され、被災地の復興に大きく貢献されています。CFCは2011年度より4年間、継続的に被災地の受験生をご支援いただいており、これまでご支援いただいたお子さんの数は延べ64名と、多くの子どもたちの進学の希望を叶えてくださっています。
◆大学進学に向けて奮闘する高校生からの声
倫理研究所さまからのご寄付を原資としたCFCクーポンを利用している高校三年生の女の子のお手紙には、以下のような感謝の気持ちが綴られていました。
以前までは、自分一人での学習を続けておりましたが、正直限界を感じていました。塾に通いたいという気持ちはありつつも、弟も中学三年生で受験生であるため、経済的状況からあきらめていました。しかし、そんな時CFCクーポンが利用できるということになり大変ありがたい限りです。
私は看護師を目指しており、看護を学ぶため大学等への進学を考えております。第一志望合格を達成するため、これからもさらなる努力を重ねるつもりです。そして、立派な看護師になり、私も社会に貢献できるような人間になりたいと思います。
震災後5年となった東北・被災地では、「進学諦めも…震災まもなく5年 広がる“教育格差”」といった報道もされています。こうして、被災した子どもたちが進学を諦めず、夢を追い続ける勇気と元気をくださっている倫理研究所さまには、改めて感謝申しあげます。これからも、東北の子どもたちを温かく見守ってくださいますよう、よろしくお願いいたします。