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東日本大震災から9年。CFCが東北で果たす役割

こんにちは。仙台事務局職員の武林里穂です。

今日で東日本大震災から9年が経ちました。

私は生まれも育ちも仙台で、東日本大震災が起こったときは高校生でした。震災時に多くの方に支えてもらったことへの恩返しと、当時何もできなかった悔しさから、復興に関わる活動がしたいと思うようになり、大学時代はCFCの学生ボランティア(ブラザー・シスター、通称ブラシス)として活動に参加しました。そして卒業後に学校教員として働いたのち、一昨年の春に転職してCFCに戻ってきました。

被災地は少しずつ復興に向かっていく一方で、子どもたちを取り巻く課題は複雑化しています。

不登校、友人関係、家族間の不和や疾病など、経済面だけでなく様々な困りごとのある子どももいます。そんな中、子どもたちにスタディクーポンを提供するだけではなく、そばで寄り添うブラシスの必要性が、ますます高まっていると感じます。

今、ブラシスとして子どもたちと向き合う大学生たちは、東日本大震災当時、小学生だった子がほとんどです。

私も、学生時代、先輩たちの思いを受け継いでブラシスとして活動してきましたが、その思いを今も絶やすことなく、今も学生たちが取り組み続けてくれていることを嬉しく感じます。

こうして、復興の担い手を増やしていくことも、CFCの大切な役割だと思います。

一方で、まだまだ子どもたちへの支援は足りていません。2019年度の新規クーポン利用者募集の際は、寄付金が足りず、希望者のうち8人に1人にしかクーポンを届けることができませんでした。

一人でも多くの子どもたちにクーポンを届け、ブラシスの学生たちと共に支えていくことで、東北の子どもたちに希望のある未来を届けたいと思っています。

これからもスタッフ一同、全力を尽くしていきたいと思いますので、どうか引き続きご支援のほど、よろしくお願いいたします。

(仙台事務局/武林里穂)

【東北の子どもたちのために今できること】

例年、3月11日はボランティアが中心となって、仙台・東京・兵庫の3拠点で街頭募金を行いますが、新型コロナウィルス感染症の拡大に伴い、中止となりました。本日は、ネットからの募金を通じてご寄付を呼びかけさせていただきます。ご協力のほどよろしくお願いいたします。

>>ネット寄付はこちら

その他の支援方法

1)スターバックス「ハミングバード プログラム」に参加する

2)JALグループ「SKY BATON東北応援チャリティ・マイル」に参加する(*3月11日23:59迄)

3)ロイヤルパークホテルズ【東北味紀行】に参加する