2021年度の年次報告書が完成しました!
こんにちは、東京事務局の玉邑(たまむら)です。
この度、CFCの2021年度年次報告書が完成しました。毎月のご寄付で子どもたちを応援してくださっているサポート会員の皆さまには、先日冊子を発送させていただきました。ぜひ子どもたちの様子や活動の状況をご覧ください!
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~報告書(一部)のご紹介~
■2021年度クーポン利用者の声
報告書の巻頭には、CFCクーポンを利用し、この春から大学に通っている北川綾乃さん(仮名)のインタビュー記事を掲載しました。心が折れそうな時に支えてくれた様々な大人との出会いや将来への思い、そして綾乃さんを一番近くで見守ってきた保護者の思いなどをご紹介しています。
■CFCニュース(2021年~2022年の最新情報)
2020年度に引き続き、2021年度も通常の支援事業に加えて新型コロナ緊急支援事業を実施しました。報告書では、緊急支援事業の2年間の活動報告や新型コロナによる影響をレポートしています。
コロナ禍の長期化も相まって、2022年度のクーポン利用応募は過去最多の1902名にのぼり、結果、1500名以上が落選する結果となりました。また、保護者の方へのアンケート結果からも、新型コロナが及ぼす家庭や子どもたちへの影響が浮き彫りになっています。
■2021年度の活動実績/2022年度の計画
このほかにも、2021年度の活動実績や、皆さまからいただいた寄付金の使途についても解説しています。昨年度寄付をしていただいた皆さま、今年度寄付をご検討いただいている皆さまに、ぜひご覧いただけますと幸いです。
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■(番外編)自治体との協働事業
年次報告書ではご紹介しきれませんでしたが、CFCでは全国の自治体に働きかけを行いながら、スタディクーポン事業の政策化を推進しています。
2021年度は6自治体(大阪府大阪市・東京都渋谷区・佐賀県上峰町・千葉県千葉市・沖縄県那覇市・東京都国立市)と協働事業を実施し、2万人以上の子どもたちにクーポンを届けました。
このほかにも11自治体(※)で学校外教育費助成事業が実施されており、子どもたちの学びを社会で支える取り組みは、年々広がりを見せています。
※2022年7月時点CFC調べ
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(画像)CFCが協働している自治体(22年7月時点)
国や自治体での政策化は一朝一夕で実現するものではなく、日頃の地道な活動や効果検証を繰り返しながら、息長く活動実績を積み上げていくことが不可欠です。こうして全国の自治体にスタディクーポン事業が広がりつつあるのも、日頃から私たちの活動を見守り応援してくださる皆さまのご支援があってこそだと、改めて感じています。
いつも私たちの活動をご支援いただいている皆さま、ご関心をお寄せくださっている皆さまに、心から感謝を申し上げます。今後も、子どもたちが経済的事情により学びをあきらめることのない社会をめざして活動を続けてまいりますので、どうか引き続き温かいご支援をお願いいたします。
<「夏の募金」を9月11日まで実施中>
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CFCでは、この12年で5,000名以上の子どもたちにスタディクーポンを届けてきました。その一方で、今年度実施した新規クーポン利用者募集では、過去最多となる1,902名から応募があり、1,500名以上に支援を届けることができませんでした。
CFCでは、6月1日~9月11日までの期間、「夏の募金」を実施しています。一人でも多くの子どもたちに支援を届けるため、皆さまのご協力をお願いいたします。