【震災12年】3.11街頭募金活動を宮城・東京・兵庫で実施しました!
東日本大震災から12年を迎えた2023年3月11日、当法人のボランティアスタッフらが中心となって、宮城・東京・兵庫で街頭募金活動を行いました。
今回の活動で、総額49万4,150円(宮城34万7,916円、東京11万2,673円、兵庫3万3,561円)ものご寄付をいただきました。ご寄付は、およそ小学生2名分の1年間の支援額になります。皆さまからいただいたご寄付は、大切に被災地域の子どもたちの教育支援に使用させていただきます。足を止めてご協力くださった皆さまには、改めて心から感謝申し上げます。
●宮城チーム募金スタッフより
12年前のあの日、私は山形県に住む小学生でした。住んでいた地域は地震で揺れたものの、大きな被害はありませんでした。しかし、ニュースで見た隣接県の惨状と、それを想い泣く母を見て、子どもながらに無力感や喪失感を抱いたのを覚えています。
大学生になって宮城県に引っ越したことで、「東北で生まれ、今ここに住む者として何かできることはないか」と思い、この街頭募金に参加しました。今年は東京・兵庫でも募金を実施する運びとなり、また宮城でも実施場所を増やすことができ、コロナ禍で中止となった過去2年では考えられなかった規模で活動を行えたことを嬉しく思います。
募金中には、小さなお子さんからお年寄りの方まで、様々な方からご寄付をいただきました。我々を見かけてわざわざ足を止めてくださる所作に優しさを感じ、寄付者の皆さまには感謝の気持ちでいっぱいです。最後になりますが、東日本大震災で被災されたすべての方々に、心よりお見舞い申し上げます。皆さまが穏やかな日々を過ごせますよう、これからも活動してまいります。(相馬 光/当法人ボランティア)
●東京チーム募金スタッフより
寄付者の方に直接感謝を伝えられ、かつ、コロナ禍でも、人と人とのつながりで支援の輪を広げられる点に意義を感じ、今回の募金活動に参加させていただきました。
新宿は、ビルの工事と大勢の買い物客で賑わいを見せていましたが、それに負けじと、12年前のこの日を風化させたくない一心で、少しでも多くの方に伝わるよう声を張りました。結果、想像以上の方々が足を止め、ご協力してくださりました。複数の方からは笑顔で激励の言葉を送っていただき、街頭募金ならではの喜びを感じました。
ほんの2時間でしたが、一人ひとりのご寄付が、被災した子どもたちにとっても、ボランティアの私たちにとっても、大きな励みになりました。こうした意義や経験を胸に、今後もボランティアを継続してまいりたいと思います。
今回寄付していただいた皆さまに、心より感謝いたします。(加藤 良/大学生ボランティア)
●兵庫チーム募金スタッフより
兵庫では4年ぶりとなる今回の3.11募金は、大学生ボランティアが職員とともに事前に勉強会を開き、当時の被災地の状況や、今も残る課題等について学び当日を迎えました。
当日はとても暖かく天気のよい一日で、駅周辺は賑わっていました。私たちの呼びかけに多くの方が足を止めてくださり、お子さまが自分のお財布から募金をしてくれたり、「頑張ってください」、「CFCを知っています」と温かいお声もかけていただきました。
「街頭募金自体を初めて経験する」という大学生ボランティアたちも最初はどのくらいの反応があるのかと緊張していましたが、皆さまからの気持ちを直接受け取ることで活動への思いを深めていったようです。職員にとっても、3.11という日に街頭に立つことの意味を改めて考える機会となりました。
協力してくださった皆さまに心より感謝申し上げます。皆さまからの募金は大切に東北の子どもたちの学びの機会に役立てて参ります。(有銘 佑理/関西事務局員)
◆街頭募金活動の実施概要
開催日時・場所 |
【宮城】2023年3月11日(土)11:00~16:00 ・仙台三越一番町通り付近 ・藤崎ファーストタワー館付近 ・リッチモンドホテルプレミア仙台駅前 【東京】2023年3月11日(土)14:00~16:00 【兵庫】2023年3月11日(土)13:00~15:00 |
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寄付総額 | 49万4,150円(内訳:宮城34万7,916円、東京11万2,673円、兵庫3万3,561円) |
寄付金の使途 | 東日本大震災の被災地域の子どもたちが塾や習い事で使用できるスタディクーポンの費用等 |
【遠方にお住まいの方へ】オンライン募金にご協力をお願いします!
東日本大震災から12年が経ちましたが、今もできることがあります。ぜひネット募金を通じて、子どもたちを応援していただけると嬉しいです。