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※本イベントは定員に達したため、募集を終了いたしました。（2023/06/30）

スポーツや文化・芸術活動等の「子どもの体験機会」の格差が深刻化しています。今回、CFCが小学生の保護者2,097名を対象に実施した「子どもの『体験格差』実態調査」の最終報告会を開催し、課題の深層に迫ります。

子どもの教育格差解消に取り組んできたCFCでは、2022年10月に全国の小学生保護者2,097名を対象として「子どもの『体験格差』実態調査」を実施しました。その結果、「経済的に厳しい家庭の子どもの約3人に1人が、学校外の体験機会が何もない」といった子どもの体験格差の実態が浮き彫りになっています。

今回のイベントでは、研究者の喜多下悠貴氏（三菱UFJリサーチ＆コンサルティング株式会社 副主任研究員）を招き、本調査の最終報告を行うとともに、解決策としてのCFCの新規事業を発表します。また、沖縄や岡山、石巻等、地域の子どもたちをサポートしているNPO団体をお招きして課題の実情をお聞きするとともに、会場の皆さんとこれからの支援について考えます。

これまでスポーツや文化芸術、体験活動といった分野を横断した全国規模の調査は実施されておらず、「体験格差」の現状は明らかになっていませんでした。本報告会が、皆さまそれぞれの立場から改めて課題を見つめ、これからの関わり方を考えていただくための機会となれば幸いです。

そして、CFCが13年目に新たに挑戦する新事業の門出を、会場の皆さまと共に応援していただけると嬉しいです。皆さまのご参加を心よりお待ちしています。

お申込みはこちら

日時	2023年7月4日（火）19:00～21:00（開場18:30）
会場	すみだ産業会館 Cホール 東京都墨田区江東橋3丁目9番10号　墨田区・丸井共同開発ビル9階 （JR錦糸町駅南口より徒歩2分） Google Map
プログラム （予定）	（１）「子どもの体験格差実態調査」最終報告&新規事業発表 調査に協力いただいた喜多下悠貴氏（三菱UFJリサーチ＆コンサルティング・副主任研究員）を招き、今回の調査結果を報告するとともに、「体験格差」の解消に向けたCFCの新規事業を発表します。 （２）実践者に聞く『体験格差』の実情と私たちにできること 地域で子どもたちの支援を行うNPOの皆様に、「体験格差」の実情や各地での取組をお話いただきます。また、ワークショップを通じて、私たちができることを参加者の皆様とともに考えます。 ※イベントの最後に登壇者との懇親会も予定しています。ぜひご参加ください。
お申込み	こちらの専用WEBフォームに必要事項をご入力ください。 ※参加無料。先着順で定員50名に達し次第締め切り。

■登壇者プロフィール

今井 悠介
公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン代表理事
大学在学中、子どもの体験活動や不登校児童の支援に携わる。卒業後は公文教育研究会にて子どもの学習支援に従事。3.11を契機にCFCを設立、代表理事に就任。内閣官房行政改革推進会議「秋のレビュー」参考人、同「子供の貧困・シングルペアレンツチーム」専門委員等を務める。

喜多下 悠貴
三菱UFJリサーチ＆コンサルティング株式会社 政策研究事業本部 公共経営・地域政策部 副主任研究員
東京大学大学院教育学研究科修士課程修了、修士（教育学）。専門は教育政策、地域における子ども支援など。主著に『地域協働による高校魅力化ガイド』岩波書店（共著）等。

秋吉 晴子
しんぐるまざあず・ふぉーらむ沖縄 代表
大阪府堺市生まれ、1999年サンゴ礁生態学を学ぶため沖縄に移住。2004年ひとり親支援のボランティア団体しんぐるまざあず・ふぉーらむ沖縄設立。主な職歴は法律事務（19年）。現在那覇市で大学生の娘と離れて暮らす。

河津 泉
NPO法人チャリティーサンタ 理事
岡山県岡山市出身。NPO法人チャリティーサンタで、主に子どもの貧困に関わる事業や行政との協働事業などを担当。チャリティーサンタは、ボランティアがサンタクロースに扮して行うチャリティー活動等を行っており、格差が現れやすい行事にフォーカスしながら「社会全体で子どもを支え合う」気運を醸成していくことを目指す。

鈴木 平
NPO法人TEDIC 代表理事
大学卒業後はIT企業、教育系NPOを経て、2017年よりTEDICに参画。子ども若者総合相談センターセンター長、石巻市子どもの学習・生活支援事業統括責任者などを務める。その他、石巻市子ども・子育て会議委員、宮城大学非常勤講師等を歴任。

原田 順一
一般社団法人日本アウトドアネットワーク 事務局長
2002年に民間の自然学校へ入職。子どもたちの自然体験活動を企画・運営、人材養成を長年担当し、2019年にはアウトドアで人づくりをする指導者を表彰する、JOLA（ジャパンアウトドアリーダーズアワード）にて優秀賞を受賞。2023年に独立し、どんな子どもたちでも平等に自然体験活動に参加できる社会にすることを目的に活動中。