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三井住友フィナンシャルグループとの協働事業「SMBCグループ・スタディクーポン」事業がスタート。受験生196名にクーポンを提供しました


三井住友フィナンシャルグループ本社にて。写真右:三井住友フィナンシャルグループ
執行役員グループCSuO 髙梨 雅之氏/写真左:CFC代表理事 今井 悠介

この度、株式会社三井住友フィナンシャルグループ(以下SMBCグループ)との協働事業「SMBCグループ・スタディクーポン」事業を開始しました。
同事業は、2023年度から2025年度の3か年にわたり実施し、期間中、SMBCグループからは事業運営費として総額3億円の資金支援をいただくほか、社員の出向やプロボノ等による事業運営支援を実施いただきます。

今年度は、CFCが今年2月~3月にかけて募集を行った「CFCスタディクーポン」に応募いただいたものの、残念ながら落選してしまった受験生(中学3年生および高校3年生)を対象に、再度「SMBCグループ・スタディクーポン」の利用者募集を行いました。募集の結果、196名の受験生から応募があり、利用希望者全員にクーポンを届けることができました。

CFCスタディクーポンには例年、定員を大きく超える応募が寄せられており、受験生を含む多くの方がやむをえず落選している現状があります。

今回の「SMBCグループ・スタディクーポン」は、とりわけ学習支援のニーズが高い受験生を対象としており、これまでCFCスタディクーポンだけではカバーしきれなかった受験生に対する支援を厚くすることが可能となりました。

またこの度、SMBCグループから出向社員1名の受け入れを行います。出向社員の方には「SMBCグループ・スタディクーポン」事業拡大や事務局全体の業務に従事いただき、CFCメンバーとともに教育格差の解消を目指す活動に取り組んでいただきます。
その他にも、「SMBCグループ・スタディクーポン」事業に限らず様々な業務に従事する社員のプロボノ派遣など、資金面にとどまらず多面的にCFCの事業を支援していただきます。

「SMBCグループ・スタディクーポン」事業を通じ、一人でも多くの学びの機会を必要とする子どもたちに支援を届けていくとともに、本事業が企業とソーシャルセクターによる新たな協働のモデルケースとなるよう、同グループと協力しながら事業を運営してまいります。

◆2023年度「SMBCグループ・スタディクーポン」事業概要

名称 SMBCグループ・スタディクーポン事業
クーポン
利用決定者
経済的 困難を抱える家庭の中学3年生及び高校3年生 196名
(中学3年生:143名/高校3年生:53名)

※応募者の所得基準:住民税(均等割)非課税世帯、児童扶養手当受給世帯、生活保護受給世帯
※CFCが本年2月~3月に募集を行った「CFCスタディクーポン」利用者募集に応募し落選した中学3年生、高校3年生に対して案内を行い、希望者196名全員に対して提供

クーポン
利用範囲
学習活動(学習塾、通信教育、家庭教師等)
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提供額
一人あたり20万円
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利用期間
2023年9月1日~2024年3月31日