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【長野市・経産省との協働】体験格差の解消に向けて「長野市子どもの体験・学び応援モデル事業」を開始します!

この度CFCでは、子どもの体験格差の解消に向け、長野市および経済産業省と協働で「長野市子どもの体験・学び応援モデル事業 みらいハッ!ケンプロジェクト」を開始します。

同プロジェクトは、長野市内約28,000人の小中学生全員に対し、スポーツや文化芸術活動、自然体験等の多様なプログラム参加に利用できる電子ポイントを付与し、子どもたちが体験の機会を得られるようにする取り組みです。

経済産業省の「未来の教室」実証事業としても採択されている同プロジェクトの運営を通じて、長野市内で活動する団体等(「地域コーディネーター」)と協働しながら、地域ぐるみで子どもの体験機会を後押しする事業モデルの確立に取り組んでいきます。

「地域コーディネーター」とは?

多様な体験を提供する地域の民間事業者やクラブ・サークル等の開拓、地域資源を生かした新たなプログラムの開発を支援する仕組みの構築、支援が届きにくいことが想定される子どもたちの居場所づくりや相談支援活動を行う上で協働する地域の団体。

今回のプロジェクトでは、NPO法人長野県NPOセンターと株式会社ククリテを地域コーディネーターに迎えます。

CFCでは、7月に子どもの体験奨学金「ハロカル」を立ち上げ、地域のNPOと連携しながら、全国での体験格差の解消に向けて活動しています。

今回のプロジェクトについては、効果検証を通じて長野市での次年度以降の継続的な事業実施を目指すとともに、同様の体験支援施策を、全国の自治体に広げていくことを目指して活動していきます。


プロジェクト名には、「子どもたちが新たな世界・可能性に出会う」という意味で「発見」という音を当てました。
また「ハッとする(=気づきを得る)」、「(そんな機会を得る)"権”利がある」といった意味も込められています。

■「みらいハッ!ケンプロジェクト」事業概要

名称 長野市子どもの体験・学び応援モデル事業「みらいハッ!ケンプロジェクト」
対象 長野市に住民票がある小学1年生から中学3年生までの子どもの養育者
※約28,000人
ポイント
利用範囲
長野市内で多様な体験を提供する地域の民間事業者やクラブ・サークル等が提供するスポーツ、文化芸術活動、自然体験等のプログラム
※中学生については、上記に加え、学習でも利用可能
ポイント
提供額
一人あたり1万円
ポイント
交付時期
2023年10月中旬(利用期間:2023年11月1日~2024年1月31日)
実施主体 長野市、経済産業省(地域コーディネーター、効果検証等の部分)
運営事務局 公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン
協力
(地域コーディネーター)
特定非営利活動法人長野県NPOセンター、株式会社ククリテ
※地域コーディネーターは今後も追加予定

※経済産業省は、「『未来の教室』ビジョン(2019年6月)」の実現を念頭に、様々な個性の子ども達が、未来を創る当事者(チェンジ・メイカー)になるための学習環境づくりを目指し、1.学びの探究化・STEAM化、2.学びの自律化・個別最適化、3.新しい学習基盤づくりを柱に、2018年度より実証事業に取り組んでいます。

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