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僕が活動を始めるきっかけになった本-湯浅誠著「反貧困」を読んで

Chance for Children副代表の経堂です。

今日は、僕が貧困に関心を持ち始めるきっかけとなった本を簡単に紹介させていただきます。ちょうど高校を卒業した後、大学に入るまでの間に読んだ、湯浅誠さんの「反貧困」という本です。

この本の中で湯浅さんは「溜め」という概念を使って、貧困状態にある人を説明しています。

・お金などの、経済的な「溜め」。
・家族や友人など、人間関係の「溜め」
・自信などの、精神的な「溜め」

このような過去や現在の間に得た「溜め」が、原動力になると言います。そして、この「溜め」が全体的に無い状態を、貧困だという考えを示しました。

 

◆「溜め」がなかったら今の自分はないと思う

この「溜め」は、僕がこれまで生きてきた中で、確かに感じたことがあるものでした。

トラブルが原因で起こった一時的な不登校、部活での大きな劣等感、受験・・・これまでのあらゆる機会に、自分の「溜め」をうまく原動力にして抜け出してこれたのだと感じています。

溜めを得られなかったわけではなく、むしろ充分に享受してきた人間として、逆にこの「溜め」がなかったら自分はどうなっていたかと想像することは、難しくありませんでした。

このような経緯で、僕は貧困という問題をとても身近に感じることができました。そして、大学入学後にすぐにこのChance for Childrenを見つけ、積極的に関わり出すことができました。

Chance for Childrenもまた、経済的な「溜め」を提供するだけでなく、子どもに精神的な「溜め」、人間関係の「溜め」を提供できるものであればと考えています。

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