CFC東日本バウチャー贈呈式(継続利用者対象)のご報告
3月20日、仙台市内でCFCバウチャー贈呈式を開催しました。
今回は次年度も継続してバウチャーを利用することが決定した87名の子どものうち、
代表して19名の子ども達にご参加いただき、バウチャーの目録を贈呈しました。
当日は、子ども達、保護者の皆様だけでなく、全国から多くの支援者・関係者の皆様にお越しいただき、
CFCスタッフも合わせて約100名が一堂に会しました。ご来場いただいた皆様に心より御礼申し上げます。
(写真)贈呈式開始前の様子。全国から多くの方々にお集まりいただきました。
それでは、バウチャー贈呈式のプログラムに沿って報告させていただきます。
○出村和子先生より来賓代表挨拶
開式後、当日ご出席いただいた31名のご来賓の皆様を代表して、
CFCアドバイザーの出村和子先生(一般社団法人日本いのちの電話連盟理事)より、
子ども達・保護者の皆様に対して激励のメッセージをいただきました。
(写真)出村先生から来賓の皆様を代表してご挨拶いただきました。
○ブラザー・シスター紹介
続いて、子ども達のブラザー・シスターを務める大学生ボランティアよりご挨拶。
次の1年も子どもたちと一生懸命向き合いながら、支えていきたいという決意を表明しました。
○バウチャー目録贈呈
そして、いよいよバウチャーの目録贈呈です。
CFC代表理事より、子ども達に一人ひとりに対して、心をこめてバウチャーの目録を手渡しました。
次の1年も、バウチャーを利用して様々な学びを得てもらいたいです。
○バウチャー利用者代表スピーチ
バウチャー目録の贈呈後は、バウチャー利用者を代表して3名の子ども達にスピーチをしていただきました。
一人ひとりが、2年前の震災体験、1年間のクーポン利用の様子とともに将来の夢や
次の1年の目標を力強く語り、多くの人の心を動かしました。
○利用者パネルディスカッション
最後の企画は、バウチャー利用者によるパネルディスカッションです。
代表して4名の中高生が登壇してくれました。また、全体のコーディネートは出村和子先生が務めてくださいました。
パネルディスカッションに台本はありません。全て子ども達の「生」の声です。
台本なしのディスカッションに、とても緊張されたと思いますが、
皆さん本当に堂々と自分の意見を話してくれました。
「バウチャーは受験勉強に使った。大学生のボランティアが自分のいきたい大学の出身でいろんなアドバイスをしてくれた」
「CFCバウチャーのことを知らない子がまわりにたくさんいる。
もっともっとこの制度のことを知ってもらいたい。CFCはもっともっとPRした方がいい(笑)」
「今、最難関といわれる医者の道を目指している。そのために現役で医学部合格したい」
○閉式のご挨拶
そして、閉会はハタチ基金の設置団体である公益財団法人日本財団の樋口裕司様より
応援のメッセージをいただき、閉会しました。
CFC東日本の活動は東日本大震災で被災した子どもが20歳になるまで
継続して支えることをコンセプトとしたハタチ基金の活動の一
環として実施しています。
(写真)公益財団法人日本財団の樋口裕司様より心温まるメッセージ
子ども達と直接お会いするのは、1年以上ぶりでしたが、
その表情がたくましくなったのが目に見えてわかりました。
年に一度の贈呈式という場で、多くの方々に見守られ、皆様との繋がりを感じることで、
子ども達が次の1年を迎えるに当たり、良いスタートをきる機会になったのではないかと思います。
これからも子ども達のことを継続して支え続けたいと思います。
どうぞ、これからもCFC東日本の活動をよろしくお願いします。
(写真)懇親会では、子ども、保護者、来賓の皆様、大学生スタッフやCFC職員が交流しました。
◆おまけ◆
贈呈式は、普段ブラザー・シスターと電話で面談している子どもたちにとっては、年に1度だけ、大学生のお兄さんお姉さんと対面できる日です。子ども達の中には大学生と会えることを楽しみにして来てくれた子もいたようです。式典終了後は思い切り遊んで、たくさんの笑顔がみれました。子どもたちもすっかり仲良くなったようです。
(写真)ステージ上でだるまさんが転んだ(?)をしているようです(笑)
【CFCバウチャー贈呈式概要】
○日時:
2013年3月20日(水)14:00~15:30
※終了後、懇親会を実施○会場:
仙台市シルバーセンター○プログラム
・開式のご挨拶
・来賓ご紹介
・来賓代表挨拶
・大学生ボランティア紹介
・バウチャー目録贈呈
・バウチャー利用者代表スピーチ
・バウチャー利用者パネルディスカッション
・閉式のご挨拶○参加者:
バウチャー利用者 19名
バウチャー利用者の保護者 30名
支援者・協力者 31名
CFC大学生ボランティア 11名
CFC理事・職員 4名