【新型コロナ緊急支援】オンライン学習で利用できるタブレット端末の貸与や通信費補助を行っています。
CFCでは、新型コロナ緊急支援子ども支援プロジェクトの一環で、子どもたちの通信環境の整備を支援しています。
この度、延べ52名の子どもたちにタブレット端末・モバイルWi-Fiルーターを届けましたので、ご報告させていただきます。
■生活困窮世帯における通信環境の課題
新型コロナの感染拡大後、オンライン学習のニーズが高まる中、CFCは今年4月に生活困窮世帯を対象に実態調査を行いました。
その結果、次のことがわかりました。(調査報告書はこちら)
・子どもの4人に1人が自由にインターネットを利用できる環境にない
・子どもの約2人に1人が自由に使用できるPCやタブレット端末を保有していない
また、保護者からは、このような声が寄せられています。
「休校中の勉強方法が分からず、本当に困りました。自宅に1台しかないPCは大学生の姉にオンライン授業等で使わせている為、この先中学校や塾がオンライン化されてもスマホで対応するしかありません。」(東京都・保護者)
「塾の授業がオンライン授業に切り替わった時点で自宅がネット環境に無かった為、クラスで娘だけがプリントを頂いての自習となってしまいました、その間の遅れが受験に響くのではないか心配でした。」(東京都・保護者)
■タブレット端末・Wi-Fiルーターの無償貸与を行いました
このような背景から、CFCではスタディクーポン利用者のうち、自宅の通信環境が十分ではない子どもたちに通信環境整備の支援を行いました。
延べ52名の子どもたちに、オンライン学習で利用できるタブレット端末(30台)とモバイルWi-Fiルーター(22台)を無償で貸与いたしました。
ご寄付をいただいた皆さま、本当にありがとうございます。
コロナ禍でますます関心が高まっているオンライン学習に対応できるよう、通信環境面においても子どもたちをサポートしています。
感染拡大の長期化により、今後さらに多くの子どもやご家庭が経済的困難な状況に陥ることが危惧されています。
子どもたちが学びを諦めることのないよう、新型コロナ緊急子ども支援プロジェクトにご協力ください。
→ プロジェクトの詳細