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ご挨拶:雑賀雄太から

はじめまして。
スタッフの雑賀雄太です。

今年の4月から職員としてChance for Childrenに関わることとなりました。
どうぞよろしくお願い致します。

はじめに少し自己紹介させていただきます。
私は、不登校支援活動を中心に学生時代を過ごしていました。そして最後の一年間は大切な仲間とChance for Childrenの立ち上げをしました。
卒業後は一年間、海のキャンプ場のスタッフとして働きましたがどうしてもChacne for Childrenに関わりたい気持ちをおさえられず戻ってきました。

さて、この挨拶の場をお借りして私がなぜこの事業の立ち上げに関わろうと思ったかについて話したいと思います。

私がまず「貧困」という問題に関心を持つようになったきっかけは日雇い労働者の町である釜ヶ崎を訪れたことです。
当時、私は故郷である香川県を出て間もない関西で一人暮らしを始めたばかりの大学一年生でした。
当時、釜ヶ崎の訪問で記憶されたのは「衝撃」でしかありませんでした。「ホームレス」という存在は知っていたもののテレビの中での話でしかありませんでした。
その時はそこでの経験が何か次への行動に移ることはありませんでした。

釜ヶ崎での「衝撃」は少しずつ日常の生活の中で薄れていき、私はほとんど「貧困」というものについて考えることがなくなりました。
そして、英語が好きだった私は両親にお願いして大学二年生の秋から3ヶ月程、留学させてもらいその際、誰もが一度は憧れるであろうニューヨークに3日間滞在しました。
3日間ただひたすら街を歩き続けたのですが全てが新鮮でした。
そんな刺激的な3日間でしたが何より一番心に焼き付いた2つの情景があります。
それは、表通りを颯爽と歩く煌びやかな服を着た人々と表通りを少し外れた裏通りにいるたくさんのホームレスです。
「同じ人間なのにどうしてお互いが見える街中でこれほどの格差が起こっているのだろう。」と疑問を強く感じました。 

しかし今思うと日本でも同じ光景を見ていたはずなんです。
ただアメリカという初めて踏み入る場だったからこそ客観的に街の雰囲気を感じることができたのだと思います。

その後は、貧困問題について考え、いろいろと友人と議論する日が続きましたが、特に何もすることができずにいました。
大学生のうちに社会を経験しておこうという考えでホームレス支援をしているNPOでインターンシップに参加しました。
そこでは実際ホームレスの方々と話をする機会が与えられ、これまで自分が持っていた様々な思い違いに気づきました。
それまでは、日本は世界的に見ても非常に豊かな国で日本の貧困問題は発展途上国の貧困問題に比べるとそれほど問題ではないと思っていました。
しかし、日本の貧困問題の一つである「ホームレス問題」の渦中にある人々と接する中でそれは大きな間違いであることが分かりました。
そして、どうすれば貧困は解決されるのだろうかと考えるようになりました。
様々な本を読んだり、人から意見を聞いたりする中で「貧困の根本的な解決には教育が必要である。」ということは分かるのですが、具体的にどのような仕組みで貧困を解決できるのか分かりませんでした。
日々、頭の中で色々考えていると、ある日先輩がChance for Childrenの原案について話をしてくれました。
Chance for Childrenの「直接お金を渡すのではなく、教育の機会をクーポンという形で提供するという仕組み」に共感し、もしこの仕組みが日本中に知れ渡り拡がれば確実に社会は変わり、貧困の解決に繋がっていくと思いました。
そして、この仕組みを世の中に拡げたいという想いでChance for Childrenの立ち上げを開始しました。

今でもこの想い変わりません。この仕組みが社会を変えると信じています。

現段階ではChance for Childrenはまだ貧困を解決する力を持っていません。
これから多くの人に知ってもらいたくさんの方と協力していくことでこの仕組みは大きな力を持つようになるのだと思います。
そのためにも日々前進していきたいと思います。

Chance for Childrenに興味・関心のある方は以下の連絡先にメールをください。連絡待っています。
連絡先:cfc@brainhumanity.or.jp

最後まで読んでくださりありがとうございました。