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居場所に悩んでいる子どもたちが安心できる存在になりたい(大学生ボランティアの声)

◆辛い学校生活を支えてくれた担任の先生

私は中学生のころ、人間関係に悩み、学校生活を辛く感じた時期がありました。その当時、周りになかなか相談をすることができず、孤独を感じることもありました。そんな時、悩みに気が付いてくださったのが、当時担任だった先生です。

先生は何か言葉をくださったわけではありませんでしたが、ひたすら私の話を聞いてくださいました。そして、継続的に私のことを気にかけてくださいました。先生が話を聞いてくださったことで、私の味方になってくれる人がいるという安心感が生まれました。

その時の経験から、学校生活の居場所に悩んでいる子どもたちの居場所づくりをしたいという夢が生まれました。

大学生になりCFCの活動を知り、イベントで先輩からCFCの活動について話を聞くと、先輩が持っている活動に対する熱い思いと私が描いている夢が似ていることが分かりました。そして、「私も先輩と一緒に子どもたちに寄り添う活動をしたい」と思い、CFCで活動することを決めました。

◆居場所に悩んでいる子どもたちが安心できる存在になりたい

大学生ボランティアになり1年以上たち、様々な子どもたちと面談を行ってきました。私が面談をするうえで意識していることは、「子どもたちが前向きになれる面談をすること」です。

担当している子の中には、学校に行けていなかったり、家庭環境が複雑だったり、様々な問題を抱えている子どももいましたが、楽しいと感じることや、将来の夢を持っていることは同じでした。子どもとして抱えている特別な問題に目を向けるのではなく、子どもの好きなことや夢に目を向けることが大切なのだと感じています。

今後も子どもたちの味方となり、前向きに夢に向かうためのお手伝いをしたいと思います。そして、この貴重な経験を無駄にせず、将来自分の居場所に悩んでいる子どもたちが安心できる存在になれるよう学んでいきたいと思います。(大学生ボランティア/佐々木美結)

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