【9/30まで:夏の教育募金】希望者の半数以下にしか支援が届けられていません。物価高から子どもたちの未来を守るため、力を貸してください。(10/2追記)
■2024年10月2日追記
この度、2024年7月8日から9月30日にかけて実施した「夏の募金」が終了いたしましたので、ご支援をいただいた皆さまに報告をさせていただきます。
皆さまの温かいご支援のおかげで、288名の方から、総額10,070,968円という当初目標としていた1000万円を上回るご寄付をいただきました。いただきましたご寄付は、子どもたちの元へと大切に届けてまいります。
先日は、クーポンを利用している小学生のお子さんを持つ保護者さんたちから、子どもたちの様子をうかがう機会がありました。これからも、このような嬉しい変化を増やしていけるよう、スタッフ一同、引き続き子どもたちのサポートに邁進してまいります。
▼クーポンを利用しているお子さんの保護者の声(一部)
「子どもの新しい一面を見ることができて感動した」
「自信のない子だったが、自信がつき、学校でも挑戦したことがあり驚いた」
「家族以外にわが子のことを気にかけてくれる人ができた」
あらためまして、「夏の募金」を通じて子どもたちの学びをサポートしてくださった皆さまには、心からお礼を申し上げます。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
※なお、「夏の募金」期間は終了しましたが、通常のご寄付は継続してこちらから承っておりますので、引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
CFCでは今年度660名の子どもたちにスタディクーポンの提供を行い、一人ひとりの多様な学びをサポートしています。その一方で、定員を大きく上回るご家庭からの応募があり、新規利用者募集では、資金不足で半数以下にしか支援を届けられていません。
この背景には、近年の物価高があります。応募家庭へのアンケート調査では、ほぼ全家庭が「物価高で生活が苦しくなった」と回答し、約8割が「子どもの学習への支出をあきらめた」と回答しています。
大企業では賃上げが進んでいるとも言いますが、同アンケート調査では、約8割の経済困窮家庭で賃上げがされていないことが分かっており、すでに生活を切り詰めている家庭では長期化する物価高に対して、打つ手がない状況です。
この状況を受け、CFCでは「夏の教育募金」を開始します。特に今年に入ってからは電気代の上昇率が昨年よりも大きく、光熱費が増える夏休みは、経済的に厳しい子育て家庭にとっては我慢の時期となっています。
一人でも多くの子どもたちが未来を見据えてのびのびと学んでいけるよう、「夏の教育募金」にご協力をお願いいたします。
ご家庭から、切実な声が寄せられています
食費だけでなく電気、ガス等光熱費も高くなり生活費だけで毎月ギリギリで余裕が全く無いです。そのため子供の進学費用が一番の心配です。(2人の子どもの保護者/東京都)
今年も猛暑でしたら電気代がものすごくかかるので、夏場を心配しています。(ひとり親家庭の保護者/兵庫県)
今まで通りの節約生活なのに物価高騰により支出は増えていき、お給料は増える訳でもなく。子どもも中高生になり、教育費がかかるようになってきて、今後の生活や進学への不安しかないです。(受験生の保護者/千葉県)
■ 「夏の募金」概要
・募金期間:2024年7月8日~2024年9月30日
・目標金額:1,000万円
・寄付金使途:経済困窮世帯の子どもたちを対象としたスタディクーポン事業・ハロカル事業に使用
※希望の事業は申込フォーム上で選択していただけます。
会社や団体での社会貢献活動の一環としての寄付や、社内での募金箱を設置等にご協力ください。ご寄付のお礼とご報告をさせていただくため、寄付申込フォーム(企業・団体用)にご連絡の上、お振込みをお願いいたします(銀行振込・郵便振替のみ)。
子どもたちの声をご紹介します(一部抜粋)。
今年度からクーポンを利用し始めた高校3年生
昨年度クーポンを利用し、進学した高校生
ピアノ教室でクーポンを利用する子どもの保護者
・8月7日:期限を9月15日から9月30日に延長しました。
・8月9日:関連ブログ「夏休みに拡大する、子どもの教育格差と体験格差」を公開しました。
・9月13日:関連ブログ「【調査結果】物価高は、経済困窮家庭の子どもたちの学びにどのような影響を及ぼしているのか?」を公開しました。
・9月27日:残り4日となりました!「物価高から子どもたちの未来を守りたい。夏募金の最後のお願い(代表・今井悠介)」を公開しました。